1999年12月18日大阪城ホール

Dir en greyのライブDVD『1999年12月18日大阪城ホール』は、2000年3月17日にリリースされました。この作品は、タイトルが示す通り、1999年12月18日に大阪城ホールで行われたライブの模様を収録したものです。

初期の作品からアルバム『GAUZE』、そして「脈」に至るまでの楽曲が演奏され、Dir en greyの初期の音楽性を堪能できる内容となっています。全20曲に及ぶパフォーマンスは、彼らの熱いライブパフォーマンスを余すところなく伝えています。

以下に収録曲を記します。

1. GAUZE -mode of adam-
SE曲。『GAUZE』収録曲。
2. ゆらめき
3枚同時発売1stシングルの一つ。
3. Schweinの椅子
GAUZE収録曲。
4. Unknown…Despair…a Lost
インディーズ1stシングル「JEALOUS」のc/w曲。
5. Cage
2ndシングル。
6. raison detre
GAUZE収録曲。
7. Ash
4thシングル「脈」c/w曲。
8. 304号室、白死の桜
GAUZE収録曲。
9. mazohyst of decadence
GAUZE収録曲。今作品とライブのタイトルはこの曲中の台詞から取られている。
10. MASK
GAUZE収録曲。
11. 予感
3rdシングル。
12. 蜜と唾
GAUZE収録曲。
13. 蒼い月
MISSA収録曲。
14. 秒「」深
MISSA収録曲。
15. アクロの丘
3枚同時発売1stシングルの一つ。
16. GARDEN
MISSA収録曲。
17. 脈
本ライブで初めて披露された新曲。翌年に4thシングルとして発売。
18. JEALOUS
インディーズ1stシングル。
19. -I'll-～残-ZAN-
インディーズ2ndシングル「-I'll-」のイントロの一部を演奏した直後に、京が「バーカ！」と叫び唐突に1stシングルの「残-ZAN-」に変わる。CD音源に比べて長い演奏となっている。
20. [-I'll-]
エンディングロール。

このライブDVDは、Dir en greyの初期の勢いを捉えた貴重な映像作品であり、彼らの音楽的なルーツを辿る上でも重要な資料と言えるでしょう。特に、アルバム『GAUZE』収録曲を多数含んでいる点は、当時のファンにとっては感慨深いものがあります。また、インディーズ時代の楽曲や、シングル「脈」のカップリング曲なども演奏されており、バラエティに富んだ選曲となっています。

ライブパフォーマンスとしても、京の圧倒的なボーカル、各メンバーの卓越した演奏技術、そしてDir en greyならではの独特な世界観が融合した、見応えのある内容です。初期のDir en greyの魅力を知る上で、必見の映像作品と言えるでしょう。

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