2006年アジア競技大会におけるラグビー競技

2006年アジア競技大会ラグビー競技：7人制に絞られた激戦の記録

2006年アジア競技大会におけるラグビー競技は、カタール・ドーハで12月10日と11日の2日間にわたって開催されました。今大会では、前回大会まで行われていた15人制ラグビーが姿を消し、7人制ラグビーのみが実施されることとなりました。

大会方式

大会は、初日に予選プールでの総当たり戦を行い、各チームの順位を決定。2日目には、予選上位4チームによる決勝トーナメントと、5位以下のチームによる順位決定戦が繰り広げられました。限られた時間の中で、各チームが持てる力を最大限に発揮し、激しい戦いを繰り広げました。

決勝トーナメントの結果

決勝トーナメントでは、準決勝で日本がチャイニーズタイペイを22-7で、韓国が中国を19-5でそれぞれ下し、決勝へと駒を進めました。

3位決定戦では、中国がチャイニーズタイペイを19-12で破り、銅メダルを獲得。

決勝戦では、日本と韓国が激突。手に汗握る接戦の末、日本が27-26で韓国を破り、見事金メダルに輝きました。

順位決定戦の結果

5-6位決定戦では、香港がタイを35-5で圧倒。

7-9位決定戦では、インドがカタールを17-5で下した後、タイがインドを29-0で破りました。

最終順位

1. 優勝: 日本
2. 準優勝: 韓国
3. 3位: 中国
4. 4位: チャイニーズタイペイ
5. 5位: 香港
6. 6位: タイ
7. 7位: インド
8. 8位: カタール

この大会を通じて、アジアにおける7人制ラグビーのレベルの高さが示されました。特に、決勝戦での日本と韓国の激闘は、多くの観客を魅了し、記憶に残る名勝負となりました。

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