2009 ワールド・ベースボール・クラシックチャイニーズタイペイ代表

2009年、第2回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場したチャイニーズタイペイ代表チームは、困難な状況下での戦いを強いられました。

大会概要と背景

北京オリンピック予選での中国への歴史的敗戦、国内プロリーグにおける八百長問題による球団解散、プロ・アマ間の主導権争いなど、当時の台湾球界は苦境に立たされていました。北京オリンピック後、洪一中監督が辞任し、後任として葉志仙が監督に就任しました。

しかし、国内プロ球団の協力は限られ、メジャーリーグや日本球界で活躍する選手の代表辞退も相次ぎ、戦力構築は困難を極めました。結果として、マイナーリーグの選手やアマチュア選手を含めたメンバー構成となりました。

苦戦を強いられた本大会

オーストラリアでの合宿では、オーストラリア代表との練習試合で結果が出ず、日本での強化試合でも埼玉西武ライオンズに大敗するなど、不安を残したまま本大会へ。

本大会では、初戦で韓国に0-9で大敗。敗者復活戦では中国に1-4で敗れ、1勝もできずに第1ラウンドで敗退となりました。

大会成績

初戦：対韓国 0-9 敗北
敗者復活戦：対中国 1-4 敗北

	試合	勝	敗	得点	失点
-	-	-	-	-	-
1次ラウンド	2	0	2	1	13

代表選手

※所属は大会期間中のもの

監督: 葉志仙
コーチ: 未記載
投手: 未記載
捕手: 未記載
内野手: 未記載
外野手: 未記載

辞退選手

王建民（ニューヨーク・ヤンキース）：怪我のため
陳偉殷（中日ドラゴンズ）：調整上の理由のため
陽仲壽（北海道日本ハムファイターズ）：調整上の理由のため

2009 ワールド・ベースボール・クラシック チャイニーズタイペイ代表