2014年ソチオリンピックの日本選手団

2014年ソチオリンピック日本選手団

2014年2月7日から2月23日にかけてロシアのソチで開催された冬季オリンピックにおける日本選手団の記録です。選手名および所属は大会終了時点の情報に基づいています。

概要

日本選手団は総勢248名で構成され、その内訳は選手113名、役員135名でした。各分野の代表として選ばれた選手と、彼らを支える役員が一丸となって大会に臨みました。

選手団人員: 248名（選手113名、役員135名）
主将: 葛西紀明（スキージャンプ）
副将: 田畑真紀（スピードスケート）
開会式・閉会式旗手: 小笠原歩（カーリング）
結団式旗手代行: 村上佳菜子（フィギュアスケート）

公式行事

選手団は、大会に向けて以下の公式行事に参加しました。

結団式・壮行会: 2014年1月20日（グランドプリンスホテル新高輪 飛天）
選手村入村式: 2014年2月2日

メダル獲得状況

日本選手団は、ソチオリンピックで合計8個のメダルを獲得しました。これは、自国開催の長野オリンピック（10個）に次ぐ記録であり、海外開催の冬季オリンピックとしては過去最多のメダル獲得数となりました。また、長野オリンピック以来4大会ぶりに金・銀・銅メダル全てを獲得しました。

注目すべきは、獲得した8個のメダルのうち7個が雪上競技によるものであったことです。ノルディック複合では5大会ぶり、スキージャンプでは4大会ぶりにメダルを獲得し、スノーボード競技では初のメダル獲得となりました。一方で、過去に多くのメダルを獲得していたスピードスケートでは、今大会ではメダルを獲得できませんでした。

特筆すべき個人記録として、平野歩夢選手が冬季五輪日本人最年少メダル記録（15歳）、葛西紀明選手が冬季五輪日本人最年長メダル記録（41歳）を樹立しました。また、羽生結弦選手はフィギュアスケート男子シングルで日本初の金メダルを獲得し、日本の冬季五輪通算10個目の金メダルをもたらしました。羽生選手、平野選手、平岡卓選手、清水礼留飛選手、小野塚彩那選手はいずれも五輪初出場でのメダル獲得という快挙を成し遂げました。

種目別選手・役員

各種目における選手と役員の名簿は以下の通りです。（詳細な名簿と成績は原文を参照ください）

スキー（アルペン、クロスカントリー、スキージャンプ、ノルディック複合、フリースタイル）
スノーボード
スケート（スピードスケート、ショートトラック、フィギュアスケート）
アイスホッケー
バイアスロン
ボブスレー
スケルトン
リュージュ
カーリング

選手団本部役員

選手団をサポートする本部役員は以下の通りです。

団長: 橋本聖子
副団長: 古川年正
* 総監督: 伊東秀仁

その他、本部役員、アタッシェ、メディカルスタッフ、輸送担当、プレスアタッシェがチームを支えました。

エピソード

ソチオリンピック開会式では、各国選手団の入場行進がロシア語のアルファベット順に行われました。「日本」のロシア語表記が最後尾であったため、日本選手団はオリンピック史上初めて開催国の一つ前に入場するという珍しい光景が見られました。

まとめ

2014年ソチオリンピックは、日本選手団にとって記憶に残る大会となりました。多くのメダル獲得、記録の更新、そして数々の感動的な瞬間が、日本のスポーツ史に新たなページを刻みました。

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