2016年リオデジャネイロオリンピックのアーチェリー競技

2016年リオデジャネイロオリンピック アーチェリー競技

2016年リオデジャネイロオリンピックのアーチェリー競技は、2016年8月5日から8月12日にかけて開催されました。世界アーチェリー連盟（WA）が管轄し、男女個人戦と団体戦の計4種目が実施されました。前回大会と同様の形式で、世界中からトップアーチャーが集結し、熱戦が繰り広げられました。

概要

競技はサンボードロモ・ダ・マルケス・ジ・サプカイを舞台に行われました。個人戦には男女それぞれ64名、団体戦には12カ国が出場。個人戦は、団体戦出場国からは3名、それ以外の国からは1名が出場できます。団体戦の出場枠は、開催国ブラジルに加え、2015年世界選手権の上位8カ国、そして2016年6月の世界最終予選の上位3カ国に与えられました。団体戦に出場しない国からの個人戦出場枠は、世界選手権、各大陸予選、世界最終予選の結果によって決定されました。

日本代表

日本勢は、2015年世界選手権での成績により、女子団体戦と男子個人戦の出場権を獲得。女子団体には川中香緖里、永峰沙織、林勇気の3選手が出場し、個人戦にもそれぞれ出場しました。男子個人戦には古川高晴選手が出場し、ランキングラウンドで7位という好成績を収め、本戦ではベスト8に進出する活躍を見せました。

競技日程

競技日程は以下の通りで、時間はブラジル時間（UTC-3）に基づいています。

8月5日 9:00～：男女個人ランキングラウンド
8月6日 9:00～：男子団体決勝
8月7日 9:00～：女子団体決勝
8月8日～10日 9:00～：男女個人1回戦～2回戦
8月11日 9:00～：女子個人3回戦～決勝
8月12日 9:00～：男子個人3回戦～決勝

競技方式

競技はランキングラウンドと本戦の二段階で行われました。ランキングラウンドでは、72射の合計得点により、本戦の組み合わせが決定します。団体戦では上位4チームが準々決勝から登場します。

本戦では、セットポイント制が採用されました。1セットごとに合計得点の高い選手またはチームに2ポイント、同点の場合は両者に1ポイントが与えられます。個人戦では1セット3射（最大5セット）を行い、6ポイントを先取した選手が勝利となります。団体戦では1セットで3人が2射ずつ行い（最大4セット）、5ポイントを先取したチームが勝利となります。もしセットポイントが個人戦で5-5、団体戦で4-4と並んだ場合は、タイブレークとして1人1射ずつを行い、より中心に近い矢を射った方が勝利となります。

メダル獲得状況

メダル獲得状況の詳細については、公式結果を参照してください。

外部リンク

国際オリンピック委員会 - 2016 アーチェリー公式結果
Results Book – Archery

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