2016年リオデジャネイロオリンピックのラグビー競技

2016年リオデジャネイロオリンピック ラグビー競技

2016年リオデジャネイロオリンピックにおけるラグビー競技は、男子が8月9日から11日、女子が8月6日から8日にかけて、エスタジオ・ジ・デオドロを会場に開催されました。この大会では、男女ともに7人制ラグビーが採用され、1924年のパリ大会以来、92年ぶりのオリンピック競技としての復活となりました。特に7人制ラグビーとしては、オリンピック史上初の実施となり、世界中から注目を集めました。

大会概要

この大会は、ワールドラグビーの管轄下で運営され、男女それぞれ12の国と地域が参加しました。出場枠は、2014-15シーズンのセブンズシリーズ上位4チームに加え、各大陸連盟の予選を勝ち抜いたチーム、そして世界最終予選の勝者、さらに開催国ブラジルに与えられました。

特筆すべき点として、女子アフリカ予選では南アフリカが全勝優勝したものの、同国のオリンピック委員会が「大陸予選通過のみではオリンピック参加資格を満たさない」という独自の規定を理由に、女子代表のオリンピック出場を認めませんでした。そのため、代わりに予選2位だったケニアが出場することとなりました。

参加国と予選

男子

男子では、日本代表がアジア予選を突破してオリンピック出場権を獲得しました。2014-15ワールドラグビーセブンズシリーズでコアチームとして参戦していた日本は、同シリーズで最下位に終わったため、アジア予選からの出場となりました。アジア予選には、開催地の香港を含む10チームが参加し、日本は予選ラウンドを全勝で突破、決勝では香港を破り、オリンピック出場を決めました。

女子

女子も同様に、日本代表がアジア予選を勝ち抜きオリンピック出場を果たしました。日本女子代表は、コアチーム昇格決定大会で準々決勝敗退となり、コアチーム入りを逃したため、アジア予選からの出場となりました。アジア予選では、香港大会と日本大会の総合成績で1位となったチームが出場権を得る方式が採用されました。日本は両大会で決勝に進出し、カザフスタンを破り優勝、見事オリンピックへの切符を手にしました。

競技結果

大会形式は、男女ともに12チームを3つのグループに分け、総当たり戦を実施。各グループ上位2チームと、3位チームの中から成績上位2チームが決勝トーナメントに進出しました。決勝トーナメントに進めなかったチームと準々決勝敗退チームは、順位決定戦を行いました。

男子日本代表は、グループリーグでニュージーランドを破るなど、2勝1敗の成績で決勝トーナメント進出を果たしました。準々決勝ではフランスを破ったものの、準決勝でフィジーに、3位決定戦で南アフリカに敗れ、惜しくも4位となりました。

女子日本代表は、グループリーグで3敗を喫し、決勝トーナメント進出はなりませんでした。9-12位決定戦ではケニアに勝利しましたが、ブラジルに敗れ、最終的に10位で大会を終えました。

メダル獲得数

(この項目には、具体的な国・地域別のメダル獲得数を記述してください。ただし、本情報にはメダル獲得数の詳細がないため、この部分は空欄とします。)

まとめ

2016年リオデジャネイロオリンピックのラグビー競技は、7人制ラグビーがオリンピック競技として初めて採用された記念すべき大会となりました。男女ともに、世界各国の代表チームが熱戦を繰り広げ、多くの感動と興奮を生み出しました。日本代表も男女ともに出場し、男子は4位入賞、女子は10位という結果を残しました。

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