2017年10月に開催された
セントラル・リーグクライマックスシリーズは、ポストシーズンで初めて全試合が屋外球場で行われた特別なイベントとなりました。このシリーズでは、阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープの3チームが激闘を繰り広げました。
概要
ファーストステージ
ファーストステージは、レギュラーシーズンで2位の阪神タイガースと3位の横浜DeNAベイスターズによる3戦2勝制の対戦で、
10月14日から17日の間に阪神甲子園球場で開催されました。初戦は阪神が勝利を収めましたが、続く試合ではDeNAが見事な逆転勝利を収め、ファイナルステージに進出を決めました。特に、悪天候が影響した第2戦は「泥試合」として記憶に残るものとなりました。
ファイナルステージ
ファイナルステージでは、レギュラーシーズン1位の広島東洋カープとファーストステージを勝ち上がった横浜DeNAベイスターズが対戦しました。こちらも6戦4勝制で進行し、横浜DeNAが4勝2敗で日本シリーズへの出場権を掴みました。この試合は
マツダ Zoom-Zoom スタジアム広島で行われ、両チームの熱戦が繰り広げられました。
試合結果
ファーストステージ
○阪神 2 - 0 DeNA●
阪神が先制点を確保し、リーグ戦の強さを示しました。
●阪神 6 - 13 DeNA○
雨の中悪条件で行われた試合で、DeNAが打撃爆発を見せ逆転勝利しました。
●阪神 1 - 6 DeNA○
デナが早々にリードを奪い、阪神を圧倒し、ファイナルステージ進出決定となりました。
ファイナルステージ
○広島 3 - 0 DeNA●
雨天によるコールドゲームが適用され、広島が初戦を制しました。
●広島 2 - 6 DeNA○
DeNAがリードを保ち、試合を制しました。
●広島 0 - 1 DeNA○
接戦の結果、DeNAが勝利しシリーズを優位に進めます。
●広島 3 - 4 DeNA○
広島が初回にリードを奪いましたが、DeNAが逆転で勝ちを収めました。
●広島 3 - 9 DeNA○
DeNAが見事な打撃力を発揮し、19年ぶりとなる日本シリーズ進出を果たしました。
表彰選手
このシリーズのMVPには、横浜DeNAベイスターズのホセ・ロペス選手が選出されました。
放送情報
ファーストステージでは、多くの地元局が試合を中継しました。また、ファイナルステージについても広島と関西で専用に制作された中継が行われました。特に、 ауа ТВ(
テレビ神奈川)では現地からのライブ映像が提供され、ファンの期待に応えました。
まとめ
2017年の
セントラル・リーグクライマックスシリーズは、緊迫した試合展開と驚きの結果が交錯する特別なイベントとなり、多くのファンにとって記憶に残るシーズンとなりました。そして、DeNAが日本シリーズ進出を果たしたことで、過去の悔しさを晴らす大きな一歩となりました。