2018年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉

2018年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ千葉

2018年5月26日から27日にかけて、千葉県千葉市の幕張海浜公園で行われたレッドブル・エアレース・ワールドシリーズ。この大会は2018年シーズンの第3戦として位置づけられ、日本での開催は2015年シーズン以降4年連続となります。なお、競技はマスタークラスのみが実施され、チャレンジャーカップは行われませんでした。

開催概要

2018年3月5日に大会開催が発表され、早くも期待が高まりました。アブダビ、カンヌに続く海上レースとして注目を集める中、開場では前年同様のレースエアポートとハンガーが設置されました。ただし、近隣の東京ベイ東急ホテルの開業に伴い、高さ制限が問題となったため、臨時措置として同ホテルを全館貸し切り、特別に滑走路使用の許可を受けました。大会のプロモーションとして、テーマソングには引き続きGLAYの「XYZ」が起用されています。

大会日程

大会は2日間にわたって開催され、以下の日程で進行しました：

• - 2018年3月5日 - 大会日程の発表
• - 2018年5月25日 - フリープラクティス（テスト飛行）
• - 2018年5月26日 - 予選日

- 開場：10:00、閉場：18:00

• - 2018年5月27日 - 決勝日

- 開場：10:00、閉場：18:00

観客に向けたエリアや座席は税抜き価格で提供され、昨年までの早割は設定されていませんでした。加えて、当日券の販売や、特別招待客専用の「FORB AREA」も設けられ、幅広い層の観客を迎えました。

イベントプログラム

大会期間中には、観客を楽しませるための数々のイベントも行われました。5月25日には、ハンバーエリアで以下のデモンストレーションが行われました。

• - 千葉市消防局のヘリコプター「おおとり1号」による飛行パフォーマンス（機体記号：JA03CF）
• - はなわにちえによる津軽三味線の演奏
• - BMXやモーターパラグライダー、ジェットパックマンのデモ
• - 2017年千葉大会での上位3名、室屋義秀、ペトル・コプシュタイン、マルティン・ソンカのフォーメーション飛行

これらのイベントは、観客にエアレースの魅力を伝える貴重な機会となりました。

結果とランキング

大会の結果として、マット・ホールが見事に優勝し、第2戦のカンヌに続いて2連勝を達成しました。優勝者の活躍は観客にさらなる興奮を与え、大会は成功裏に終了しました。これに伴い、2018年シーズン全体におけるランキングにも影響を及ぼしました。

まとめ

2018年のレッドブル・エアレース・ワールドシリーズ千葉大会は、観客を魅了する多彩なプログラムとアクティビティを通じて、エアレースの醍醐味を存分に体験させることができました。また、開催地である千葉県は、全国的に知られるイベントスポットとしての地位をさらに強固なものにしました。

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