2022年世界柔道選手権大会

2022年世界柔道選手権大会の概要

2022年世界柔道選手権大会（第39回世界柔道選手権大会）は、2022年10月6日から10月13日にかけて、ウズベキスタンのタシケントにあるアイスドームで開催された柔道の世界選手権です。この大会の賞金総額は99万8000ユーロでした。当初は2021年に開催される予定でしたが、開催地がハンガリーのブダペストに変更されたため、2022年の開催となりました。

大会結果

大会では、男子、女子、男女混合団体戦が実施されました。各階級の優勝者や、各国が獲得したメダルの数などの詳細な結果は以下の通りです。

男子
女子
男女混合団体戦
各国メダル数

(出典: JudoInside.com)

優勝者の世界ランキング

大会に出場した選手の、大会前の世界ランキングの情報です。

男子
女子

(出典: JudoInside.com)

世界ランキング1位の成績

大会に出場した世界ランキング1位の選手の成績です。

男子
女子

(出典: JudoInside.com)

大会に関する備考

今大会に出場できる選手は、シニアの世界ランキングで100位以内、もしくはジュニアの世界ランキングで16位以内に入っている必要がありました。
当初、大会は2022年8月7日から14日に開催予定でしたが、10月2日から9日に変更されました。しかし、10月4日と5日がヨム・キプルにあたるため、イスラエル柔道連盟会長のモシェ・ポンテがIJFに働きかけた結果、大会開催日が10月6日からに再変更されました。
2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻したことを受け、IJFはIOCの勧告に従い、ロシアおよびその協力者であるベラルーシの選手と役員をワールド柔道ツアーから除外する方針を示しました。しかし、「全てのロシア選手に制裁を科す決定は正当化されない」として、ロシア国旗や国歌の使用は認めないものの、IJFの名の下での大会参加を許容する方針を打ち出しました。そのため、6月のグランドスラム・ウランバートルにはロシアの選手が中立の立場で参加しました。一方、ウクライナはロシアの選手の出場を認める限り、今後の国際大会を全てボイコットすると訴えました。IJFは9月に入り、現在の世界情勢を考慮して全ての選手の安全を守るためという理由により、2023年1月まで国際大会に両国の出場を認めない方針を打ち出しました。そのため、両国は今大会に出場できませんでした。

外部リンク

2022 World Championships Tashkent

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