2024年の
パリオリンピックにおける競泳競技は、
世界水泳連盟(World Aquatics)によって運営されます。本大会の競泳は、2024年7月27日から8月4日まで行われ、マラソンスイミングは8月8日から9日に実施される予定です。
競技種目
競泳は全37種目を用意しており、屋内競技と屋外競技に分かれています。
- - 自由形: 50m, 100m, 200m, 400m, 800m, 1500m
- - 背泳ぎ: 100m, 200m
- - 平泳ぎ: 100m, 200m
- - バタフライ: 100m, 200m
- - 個人メドレー: 200m, 400m
- - フリーリレー: 4×100m, 4×200m
- - メドレーリレー: 4×100m
- - 混合メドレーリレー: 4×100m
屋外競技
出場選手
屋内競技の個人種目には、2023年3月1日から2024年6月23日までの間に
世界水泳連盟が定めたオリンピック参加標準記録(OQT)を達成した選手が出場可能です。これにより、各国から最大2名の選手が1種目に出場できます。
さらに、ユニバーサリティ枠が設けられており、出場資格を持たない国は男女各1名ずつの選手をエントリーすることができます。この枠は、選手の年齢が30歳以下に制限されており、出場資格を得た選手が存在しない場合に適用されます。
OQTをクリアした選手がいない場合には、2023年または
2024年世界水泳選手権に出場した選手がエントリーでき、男女のどちらかの選手が出場資格を持つ場合は、もう一方もエントリーできます。OCTを満たしながら出場枠の制限により出場できない選手も、ユニバーサリティ枠で招待されることがあります。
全種目では合計852名の枠が用意され、OQTを満たした選手に加え、リレーのみ出場の選手やユニバーサリティ枠の選手も含めて選ばれます。リレー種目への参加は、
2023年世界水泳選手権の成績上位国や、新たにタイムを上げた国から選ばれることになります。
マラソンスイミングでは、男女それぞれ22人ずつが出場可能で、参加国には開催国
フランスに特別な枠が与えられます。競技は男女別に展開され、各国優れた成績を収めた選手が選ばれます。
競技日程
屋内競技は午前11時から始まり、夜間の競技は午後8時30分から行われます(8月4日は午後6時30分開始)。一方、マラソンスイミングの競技は午後7時30分にスタートします。
競技結果
競技の成績は、世界記録(WR)、オリンピック記録(OR)、各大陸記録(AF、AM、AS、ER、OC)などが記録されます。競技結果は、男子、女子、及び混合の種目でまとめられます。
2024年の
パリオリンピック競泳競技は、世界中のアスリートにとって大きな舞台であり、激しい競争と記録の更新が期待される大会です。