24時間の旅

THE BOOMの「24時間の旅」は、2004年5月8日に日本武道館で開催された「デビュー15周年記念ライブ"ありがとう"」の入場者限定で配布された非売品シングルです。5月5日の大阪城ホール公演では、同じく非売品シングルの「光」が配布されました。これらのシングルは、公式なディスコグラフィーには含まれていません。

この楽曲は、2004年のJ-WAVE春のキャンペーンソングに選ばれました。その後、同年6月30日にリリースされた11枚目のアルバム『百景』の1曲目を飾っています。

THE BOOMの楽曲といえば、「サンバ+ロック」や「沖縄民謡+ロック」といった独自の音楽スタイルが特徴的ですが、「24時間の旅」は、比較的オーソドックスなロックナンバーに仕上がっています。しかし、その中でもTHE BOOMならではの音楽的センスが光る楽曲と言えるでしょう。

この楽曲のミュージックビデオ（MV）も制作されていますが、一般的に目に触れる機会は非常に少ないのが現状です。ライブ会場で配布されたシングルという希少性も相まって、ファンにとっては特別な一曲となっています。

収録曲

1. 24時間の旅
作詞・作曲：宮沢和史

この楽曲は、作詞・作曲をTHE BOOMのボーカルである宮沢和史が手掛けています。彼の独特な視点から描かれた歌詞と、親しみやすいメロディが融合した、心に残る一曲です。

「24時間の旅」は、THE BOOMの音楽性の幅広さを示すとともに、彼らの音楽に対する探求心を感じさせる楽曲と言えるでしょう。入手困難な非売品シングルであるため、耳にする機会は少ないかもしれませんが、THE BOOMの歴史を語る上で欠かせない重要な作品です。

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