24時間テレビ 愛は地球を救う2

24時間テレビ「愛は地球を救う」第2回の概要

1979年の8月25日と26日、日本テレビ系列で放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』は、シリーズ第2回目にあたります。昨年の初回と異なり、放送時間が変更され、土曜日の19時に始まり、日曜日の19時30分に終了する形となりました。この変更により、視聴者により多くの時間を提供したことが特徴です。

当初、放送の開始直前には、プロ野球中継「巨人×広島東洋」が予定されていましたが、天候の影響で試合が中止となりました。そのため、19時台には「グランドプロローグ」が放送され、翌日には前回どおり試合が行われ、その後に新たなプログラムが続きました。

この回からは、萩本欽一が総合司会に昇格しました。彼は、長年にわたり日本のテレビ界で活躍してきた著名なコメディアンです。そして、チャリティーパーソナリティーとして、徳光和夫アナウンサーと音楽デュオのピンク・レディーが参加しました。特に黒柳徹子が唯一の司会を務めることになり、彼女のトーク力は多くの視聴者の記憶に残ることとなりました。

メイン会場は二代目日本青年館で行われ、ここでの開催はこの回が最初で最後となりました。次回以降は、日本武道館が主な開催地となることが決まっています。この回のメインテーマは、前回に引き続き「寝たきり老人にお風呂を！ 身障者にリフト付きバスと車椅子を！」でした。これは、視聴者に対して福祉の重要性を訴えかけ、支援を促す内容となっていました。

さらに、この年には静岡第一テレビが開局したため、静岡県内での「24時間テレビ」のフルネット放送が開始されました。これにより、より多くの視聴者が参加し、支援活動への関与が広がるきっかけとなりました。

出演者とスタッフ

総合司会

• - 國弘正雄
• - 黒柳徹子
• - 萩本欽一

チャリティーパーソナリティー

• - 徳光和夫（日本テレビアナウンサー）
• - ピンク・レディー

日本テレビ系列のこのチャリティーイベントは、その後何十年にもわたって続き、毎年多くの人々を巻き込んでいくことになります。第2回はその立ち上げをより強固なものとし、社会へのメッセージを発信するイベントとして定着していく歴史的な回となりました。これを通じて得られた資金は、社会福祉関連のプロジェクトや団体に寄付され、実際に多くの人々の生活向上に貢献しています。たくさんの方々が訪れ、共に過ごしたこの24時間は、愛と絆の重要性を再認識させるものとなりました。

もう一度検索