24時間テレビ 愛は地球を救う35

24時間テレビ35 未来：歴代最長記録を達成したチャリティ番組

2012年8月25日18時30分から8月26日21時09分まで、日本テレビ系列で放送された『24時間テレビ35「愛は地球を救う 未来」』は、これまでの放送時間記録を塗り替える、26時間45分（正味時間26時間39分）という歴代最長の放送時間でした。2002年以来続いていた土曜18時30分～日曜20時54分の放送枠から、15分拡大され、日曜21時09分までの放送となりました。放送枠が変更されたのは2004年以来8年ぶりです。

メインパーソナリティとチャリティーマラソン

4年ぶり4度目の挑戦となる嵐がメインパーソナリティを務め、番組を盛り上げました。大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人が、視聴者と共に感動を分かち合う姿は多くの視聴者に記憶に残っています。

チャリティーマラソンは、例年とは異なる形で行われました。佐々木健介さん、北斗晶さん夫妻と、二人の息子さんによる、家族4人によるリレー形式でのマラソンランナーは、家族の絆とチャリティの精神を示す象徴的な企画でした。過去にマラソンランナーを務めた徳光和夫さんは、今回は番組の随所に登場し、視聴者と共感できる場面を演出しました。

スタッフと出演者の連携

番組制作は、『嵐にしやがれ』と『しゃべくり007』の制作スタッフが中心となって行われました。そのため、これらの番組に出演する多くのタレントや著名人が、この『24時間テレビ』にも出演しており、普段見られない共演や企画が多く見られたことも特徴と言えるでしょう。

多彩な企画とコーナー

番組では、多くの企画が展開されました。その内容は多岐に渡り、歌やダンス、スポーツ、ドキュメンタリーなど、バラエティに富んだ内容で構成されています。視聴者の心を掴む感動的な企画の数々は、チャリティの精神を強く印象付けるものでした。具体的な企画内容としては、イモトアヤコさんと車椅子の少女による海外冒険企画や、福島のフラガール復活への支援、フィリピンでのスラム街の子どもの現状を取材した企画などがあります。さらに、笑点メンバーの出演や、AKB48の東京ドーム生中継、屋久島登山の中継など、多くの話題性のある企画が盛り込まれていました。

多くのスタッフの貢献

番組の成功には、多くのスタッフの尽力がありました。技術、美術、演出、制作など、様々な部門のスタッフが連携し、長時間の生放送を支えました。特に、総合司会を務めた羽鳥慎一さんと鈴江奈々アナウンサー、チャリティパーソナリティの新垣結衣さんの活躍も番組を盛り上げる上で重要な役割を果たしました。番組の構成作家や、音楽演奏、美術、衣装など、様々な分野のプロフェッショナルが関わった大規模な番組でした。制作協力会社も多数名を連ねています。

まとめ

『24時間テレビ35 未来』は、歴代最長の放送時間と、豪華な出演者、そして多くの感動的な企画により、視聴者に強い印象を残した番組となりました。嵐の4度目のメインパーソナリティ就任や、佐々木健介・北斗晶一家によるリレーマラソンなど、記憶に残る数々の出来事が、この番組を特別な存在にしています。チャリティの精神を訴えかけ、多くの視聴者を感動に包んだ、日本テレビの代表的なチャリティ番組と言えるでしょう。

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