246:3AM

「246:3AM」（にーよんろく スリーエイエム）は、稲垣潤一が1982年7月21日に発表した2枚目のシングルです。レコード盤で東芝EMI（現ユニバーサルミュージックジャパン）から発売されました。

この楽曲は、同日にリリースされたデビューアルバム『246:3AM』からのシングルカットとして登場しました。

タイトル曲である「246:3AM」の由来は、午前3時の国道246号線（青山通り）にあります。都会の喧騒が静まり、孤独が際立つ時間帯と場所が、楽曲の持つ独特な雰囲気を醸し出しています。稲垣潤一の楽曲の中でも特に質問が多い内容らしく、アルバムのライナーノーツでもその由来について触れられています。


このシングルには、以下の2曲が収録されています。

SIDE A: 246:3AM
作詞: 湯川れい子
作曲: 松尾一彦
編曲: 井上鑑

都会の夜明け前の情景を切り取ったような歌詞と、哀愁漂うメロディが特徴です。孤独な心情を抱えながら、都会を彷徨う姿が目に浮かびます。井上鑑による洗練されたアレンジが、楽曲の持つ雰囲気をより一層引き立てています。
SIDE B: ジンで朝まで
作詞: 秋元康
作曲: 杉真理
編曲: 井上鑑

都会的な男女の恋模様を描いた楽曲です。過ぎ去った夜への未練と、朝を迎える寂しさが感じられます。秋元康の描く歌詞と、杉真理の作曲によるメロディが、都会的な雰囲気を醸し出しています。

「246:3AM」は、稲垣潤一の初期の代表作として、現在でも多くのファンに愛されています。都会の孤独や哀愁をテーマにした楽曲は、時代を超えて人々の心に響き続けています。特に夜の時間帯に聴くと、楽曲の持つ世界観に浸ることができるでしょう。

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