3番線/水平線

ゆず 17thシングル「3番線/水平線」詳細

2003年2月19日、セーニャ・アンド・カンパニーより発売されたゆず通算17枚目のシングル「3番線/水平線」。4週連続リリース企画の第3弾として送り出された、この作品には様々な特徴があります。

4週連続リリース、両A面シングル

このシングルは、ゆずが2003年に行った4週連続シングルリリース企画の3週目に当たる作品です。4作品全てにおいて両A面シングルという構成ではありませんでしたが、「3番線/水平線」は、両A面でありながら、価格は500円と据え置かれていました。10万枚完全限定盤として発売されたものの、最終的な売上枚数は限定数に到達しなかったようです。

「3番線」：ゆずシングル最短楽曲

「3番線」は、作詞・作曲ともに岩沢厚治が担当し、1分42秒というゆずのシングル曲の中でも最短の長さを誇ります。2002年の冬至に行われたライブで初披露された際、北川悠仁が途中で歌詞を忘れてしまうというハプニングもあったようです。この曲は、ミュージックビデオも制作されており、映像制作集団GROOVISIONSがその制作を担当しました。

「水平線」：アルバム未収録のレアトラック

もう一つのA面曲「水平線」も、作詞・作曲は岩沢厚治です。この曲は、特筆すべき点として、4週連続リリースされた楽曲の中で、シークレットトラックを除き、現在に至るまで一度もアルバムに収録されていません。ゆずの楽曲の中でも、アルバム未収録ながらシングルとしてリリースされた珍しい一曲と言えるでしょう。

収録作品と関連情報

「3番線」は、『録歌選　菫』、『Going 2001-2005』といったアルバムに収録されています。「水平線」は、前述の通りアルバム未収録です。ミュージックビデオ制作に携わったGROOVISIONS、そして、ゆずの楽曲制作に携わる寺岡呼人氏も、このシングルに関連する重要な人物と言えるでしょう。2003年の音楽シーンにおいても、このシングルは一定の注目を集めたと言えるでしょう。

まとめ

「3番線/水平線」は、短い演奏時間とアルバム未収録という点で、他のゆずのシングルとは一線を画す作品です。4週連続リリースという企画の一環として発売されたにも関わらず、両A面という構成や、限定枚数に満たなかった売上など、様々な要素が重なり、ゆずのディスコグラフィーの中でも、特異な存在感を放っていると言えるでしょう。 このシングルは、ゆずの音楽性の一面を垣間見れる貴重な一枚であり、ファンにとって特別な意味を持つ作品と言えるのではないでしょうか。

もう一度検索