7人制ラグビー男子ウェールズ代表

7人制ラグビー男子ウェールズ代表

ウェールズ男子7人制ラグビー代表（英語では Wales national rugby sevens team と称されます）は、ウェールズを代表して世界の舞台で戦う7人制ラグビーのチームです。ワールドラグビーが主催する主要な国際大会に出場し、強豪国の一つとして活動しています。

歴史

チームの歴史における特筆すべき出来事として、第6回ラグビーワールドカップセブンズでの優勝が挙げられます。この大会の決勝でアルゼンチン代表を下し、ワールドカップのタイトルを初めて獲得するという栄誉に輝きました。

長年にわたり、ワールドラグビーセブンズシリーズにおけるコアチームとして活動を続けてきましたが、その道のりは常に順風満帆ではありませんでした。特に近年は成績が低迷し、2019-2020シーズンには、シリーズ発足以来初めて、コアチームの中での最下位という厳しい結果を記録しました。

国際大会での活動

ウェールズ男子セブンズ代表が主に参戦している国際大会には、世界各地を転戦する年間シリーズであるワールドラグビーセブンズシリーズや、4年に一度開催されるラグビーワールドカップセブンズがあります。これらの大会で世界各国の代表チームと競い合っています。

なお、オリンピック競技大会については、国家単位ではなく各国のオリンピック委員会単位での出場が原則となっているため、ウェールズ代表として単独での出場は認められていません。

ワールドラグビーセブンズシリーズの軌跡

ウェールズ代表がコアチームとしてワールドラグビーセブンズシリーズに参戦したシーズンにおける最終順位は以下の通りです。安定して上位に位置する時期もありましたが、徐々に順位を下げていく傾向が見られます。

2000-2001シーズン: 9位
2001-2002シーズン: 8位
2002-2003シーズン: 9位
2005-2006シーズン: 11位
2006-2007シーズン: 6位
2007-2008シーズン: 8位
2008-2009シーズン: 9位
2009-2010シーズン: 9位
2010-2011シーズン: 7位
2011-2012シーズン: 8位
2012-2013シーズン: 7位
2013-2014シーズン: 11位
2014-2015シーズン: 12位
2015-2016シーズン: 12位
2016-2017シーズン: 10位
2017-2018シーズン: 14位
2018-2019シーズン: 14位
2019-2020シーズン: 15位

直近大会の代表スコッド

以下は、近年、チームの一員として活動した代表選手たちの一部です。

ジェームズ・ベンジャミン
イーサン・デービス
ウィル・トーマス
ロイド・ルイス
トム・ウィリアムズ
ウィル・ジョーンズ
ダフ・スミス
コーラム・カーソン
ジェイ・ジョーンズ
ケイン・ウォーラートン
コーラム・ジェームズ
アレックス・グレー
* ルーク・トレハーネ

ウェールズ男子セブンズ代表は、ワールドカップ優勝という輝かしい過去を持ちながらも、近年は再建期にあり、国際舞台でのさらなる活躍を目指しています。

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