7500

『7500』（原題：Flight 7500）は、2014年に公開されたアメリカ合衆国と日本の合作によるホラー映画です。清水崇が監督を務め、閉鎖された航空機内という特殊な空間で繰り広げられる恐怖体験を描いています。

あらすじ

物語は、ロサンゼルス国際空港から東京羽田空港へ向かう7500便の機内で展開されます。機内には、ヘヴィメタルを愛する女性や、アジア横断旅行を計画している男性など、様々な背景を持つ乗客が乗り合わせていました。離陸後まもなく、7500便は激しい乱気流に遭遇し、乗客たちはパニックに陥ります。しかし、それは単なる乱気流の始まりに過ぎませんでした。その後、機内では説明のつかない奇妙な現象が次々と発生し、乗客たちは深い恐怖に直面していくことになります。

スタッフ

監督: 清水崇
脚本: クレイグ・ローゼンバーグ
製作: 一瀬隆重
製作総指揮: トレイシー・マクグラス、ジョン・ミドルトン、スティーヴン・シュナイダー
音楽: タイラー・ベイツ
撮影: デヴィッド・タッターサル
編集: ショーン・バ
プロデューサー: ロイ・リー
衣装: マギャリー・ギダッチ
キャスティング: ケリー・ワーグナー
日本語字幕: 池村正志
装飾: ロバート・グールド
プロダクションデザイン: ジェームズ・ヒンクル

キャスト

スージー・リー：ジェイミー・チャン
ローラ・バクスター：レスリー・ビブ
リック・ルイス：ジェリー・フェラーラ
リズ・ルイス：ニッキー・ウェラン
ブラッド・マーティン：ライアン・クワンテン
ピア・マーティン：エイミー・スマート
へイニング機長：ジョナサン・シェック
ジャシンタ：スカウト・テイラー＝コンプトン
ジェイク：アレックス・フロスト
ランス・モレル：リック・ケリー
ラケル・メンドーサ：クリスチャン・セラトス

作品の特徴

本作は、飛行機という逃げ場のない空間を舞台に、心理的な恐怖をじわじわと煽る演出が特徴です。何が起こっているのか分からない状況下で、乗客たちが徐々に追い詰められていく様子が、観る者に息苦しいほどの緊張感を与えます。また、登場人物それぞれの背景や人間関係が、物語に深みを与えています。

清水崇監督が得意とする、日本のホラー映画特有のジメッとした恐怖描写も健在で、ハリウッドのエンターテイメント性と融合することで、新たな恐怖体験を生み出しています。閉鎖空間でのサスペンスや、心理的な恐怖を味わいたい方におすすめの作品です。

外部リンク

7500 - MOVIE WALKER PRESS
Flight 7500 - IMDb（英語）

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