A PopCALYPSE NOW 〜地獄のPOP示録〜

BEAT CRUSADERSのミニアルバム『A PopCALYPSE NOW 〜地獄のPOP示録〜』は、2004年7月22日にデフスターレコーズからリリースされました。この作品は、バンドにとってメジャーデビュー作にあたります。

2003年末に、バンドはレーベル移籍とメンバーチェンジを経験し、その後にシングルを2枚リリースしました。本作は、それらの活動を経て発表された、重要なターニングポイントとなる作品です。

発売当初は、ソニー・ミュージックの方針により、レーベルゲートCD2（CCCD）というコピーコントロールCDで販売されました。しかし、現在ではCCCD盤は廃盤となり、通常のCD-DA仕様に差し替えられています。

収録曲は以下の通りです。

1. LAST GOOD-BYE (2:08)
作詞：ヒダカトオル / 作曲：BEAT CRUSADERS
2. JAPANESE GIRL (2:32)
作詞：ヒダカトオル / 作曲：BEAT CRUSADERS
PVが制作され、後にメジャー1stアルバム『P.O.A. -POP ON ARRIVAL-』にも収録されました。
3. CHRISTINE (1:25)
作詞・作曲：ヒダカトオル
LASTRUM時代（ラストラム・ミュージックエンタテインメント在籍時）の楽曲のリメイクです。
4. GYMNASIUM (3:16)
作詞：ヒダカトオル / 作曲：BEAT CRUSADERS
5. LOVE DISCHORD (4:01)
作詞：ヒダカトオル / 作曲：BEAT CRUSADERS
PVが制作され、後にメジャー1stアルバム『P.O.A. -POP ON ARRIVAL-』にも収録されました。
タイトルは、本来の綴りである「DISCORD」（不協和音）ではなく、意図的に「DISCHORD」とされています。これは、イアン・マッケイ（フガジ、ex-マイナー・スレット）が主宰するインディーズレーベル、ディスコード・レコード（Dischord Records）へのオマージュです。
6. BE MY WIFE (2:08)
作詞・作曲：ヒダカトオル
* LASTRUM時代の楽曲のリメイクです。

全曲の編曲はBEAT CRUSADERSが担当しています。

『A PopCALYPSE NOW 〜地獄のPOP示録〜』は、BEAT CRUSADERSのメジャーシーンへの足がかりとなった作品であり、彼らの音楽性を確立する上で重要な役割を果たしました。初期の楽曲をアップデートし、新たなファンを獲得するとともに、その後の活動へと繋がる勢いを示しました。

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