A・J・ジョンソン (バスケットボール)

アキーム・ジャマール・ジョンソン

Akeem Jamaal Johnson（2004年12月1日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州フレズノ出身のプロバスケットボール選手。NBAのワシントン・ウィザーズに所属し、ポジションはポイントガードまたはシューティングガードを担う。

生い立ちと成長

カリフォルニア州フレズノで生まれたジョンソンは、ヒューストン・ロケッツに所属するジェイレン・グリーンと親交を深め、兄のような存在として慕っていた。2020年、新型コロナウイルスの感染拡大という困難な時期に、ジョンソンは身長が5フィート10インチ（約177cm）から6フィート5インチ（約195cm）へと急激に伸び、その才能を開花させた。

高校時代

ジョンソンは、カリフォルニア州フレズノにあるタフト高校で頭角を現し、2023年大学入学のクラスでトップクラスのコンボガードとして評価されるまでに成長。高校4年時には、カニエ・ウェストが設立したドンダ・アカデミーに入学するも、アカデミーの閉校に伴い、南カリフォルニアアカデミーで4年次教育を修了した。

代理人のビル・ダフィーとWMEバスケットボールとの契約後、ESPNやRivals.comなどのメディアから、2023年クラスのリクルート評価で上位にランクイン。ルイビル大学やUSCなどの強豪大学、NBL、Gリーグ・イグナイトからもオファーが殺到する中、2022年11月21日にテキサス大学への進学を表明。しかし、翌年4月13日にはテキサス大学への入学を取りやめ、ラメロ・ボールがかつて所属していたNBLのイラワラ・ホークスとの契約を発表し、プロへの道を歩み始めた。

イラワラ・ホークスでの挑戦

2023年4月13日、ジョンソンはNBLのイラワラ・ホークスと契約。26試合に出場し、平均7.7分の出場時間で2.9得点、1.3リバウンド、0.7アシストを記録した。

NBAへの道

2024年のNBAドラフトにて、ミルウォーキー・バックスから1巡目全体23位で指名を受け、7月5日にバックスとの契約に合意。10月23日のフィラデルフィア・76ers戦でNBAデビューを飾った。

ワシントン・ウィザーズへ

2025年2月6日、カイル・クーズマが絡む4チーム間のトレードで、クリス・ミドルトンと共にワシントン・ウィザーズへ移籍。新たなチームで、更なる飛躍を目指す。

プレースタイルと評価

恵まれた体格と高い身体能力を生かしたプレースタイルが持ち味。ポイントガードとシューティングガードをこなせるユーティリティ性も魅力で、今後の成長が期待される。

個人成績

NBA

レギュラーシーズン

NBL

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