A・r・i・e・s

シングル『A・r・i・e・s』の詳細

柏原芳恵の28枚目となるシングル『A・r・i・e・s』は、1987年5月1日に発売されました。この楽曲は、EASTWORLD（東芝EMI）からリリースされた最初のシングルであり、フィリップス・レコードからの移籍後の新たなスタートを象徴しています。

タイトルの意味

タイトル「アリエス」はラテン語で牡羊座を意味します。このタイトルは、曲のテーマや内容に深く関連していると考えられ、聴く人に新たな気づきをもたらします。

作詞者と楽曲の背景

このシングルのA面、B面の両方の作詞を手掛けたのは著名な作詞家である阿久悠です。彼は1981年に発売された『めらんこりい白書』以来、約6年ぶりの手掛ける楽曲となります。阿久には独自の感性があり、その詩は多くのリスナーの心に響くものです。

連続ドラマとの関連

表題曲「A・r・i・e・s」は、フジテレビの水曜8時枠で放送された連続ドラマ『アリエスの乙女たち』の主題歌として書かれました。ドラマは1987年4月8日から9月23日まで放送され、若い女性たちの青春や葛藤を描いています。ただし、このドラマには柏原本人は出演していません。

受賞歴と売上

「A・r・i・e・s」は第6回メガロポリス歌謡祭のポップス部門で入賞したことがあり、楽曲のクオリティの高さが示されています。また、売上は約5万2千枚に達し、当時の音楽シーンにおいて一定の支持を受けていたことがわかります。

収録曲

シングルには以下の収録曲が含まれています。
1. A・r・i・e・s（4:05）
2. 私のすべて（4:46）

どちらの楽曲も作詞は阿久悠、作曲は林哲司、編曲は船山基紀が手掛けており、優れた音楽性が楽しめます。

まとめ

柏原芳恵の『A・r・i・e・s』は、音楽的な価値が高く、またその背景や関連性が豊かである楽曲です。主題歌としての役割だけでなく、一つの作品としても多くの人々に愛され続けています。在りし日の80年代の音楽シーンを感じさせる名曲です。

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