ACID (バンド)

ACID（アシッド）

ACIDは、2003年に元SIAM SHADE|SIAM_SHADEのボーカリスト・未来（HIDEKI）を中心に結成された日本のミクスチャーバンドです。当初は4人のメンバーからスタートし、2004年には3人を新たに迎え入れ、7人編成となりました。このバンドはさまざまな音楽スタイルを融合させた楽曲を提供し、多くのファンを魅了しました。

メジャーデビューと活動の軌跡

彼らは2005年3月16日にアルバム『ACID1.5 -PUNK DRUNKER-』でメジャーデビューを果たしました。このデビューアルバムはオリコンチャートに登場し、名を馳せました。2006年にはセカンドアルバムもリリースしましたが、同年6月にはメンバーの賢友が兵役のために脱退し、さらに8月には未来も脱退しました。脱退後、バンドは5人編成となり、残るメンバーは2枚のシングルと1枚のアルバムを発表します。

しかし、2008年9月26日に淳平と昌満が脱退したのをきっかけに、ACIDは解散を決定しました。この解散により、バンドの活動に一つの終止符が打たれました。

解散後の活動

解散後、ACIDの最後のメンバーたちは新たにバンドNeedless Lyricsを結成しました。この新しいバンドには、e.muの元ボーカリストである坂上瑞紀が参加し、2009年3月に活動を再開します。Needless Lyricsは同年5月13日にアルバム『Needless Lyrics』をリリースし、以降シングルや配信限定の楽曲を聞かせるなど、精力的に活動を続けましたが、2011年1月27日に再び解散しました。

最終メンバーと元メンバーのプロフィール

最終メンバーには、大介（ギター）、遊汰（ベース）、誠一郎（ドラム）がいます。元メンバーとしては、未来（HIDEKI）が2005年に淳平にメインボーカルの役割を託した後、ACIDの活動からは離れ、ソロ活動に専念しました。2006年には正式に脱退しました。

賢友（ギター）は2006年に兵役のために脱退し、本来は2008年に復帰する可能性があったものの実現しませんでした。淳平（ボーカル）は2008年に気胸の療養を目的として脱退し、その後はソロアーティストとして活動を続けました。昌満（ギター）も同日、淳平と共に脱退しました。

ディスコグラフィー

ACIDの主要な作品として、以下のアルバムやシングルが挙げられます：

• - シングル

1. ACID 1.7～SPIRITUAL CIRCUS～（2005年12月26日）
2. 0:00 A.M./花吹雪（2007年2月28日）
3. 世界が終るまでは･･･/FAKE（2008年1月30日）

• - アルバム

1. ACID1.5 -PUNK DRUNKER-（2005年3月16日）
2. ACID2.0 -SPIRITUAL CIRCUS COMPLETE-（2006年4月2日）
3. PRAY FOR THE FUTURE（2007年6月6日）

ACIDは、当時の音楽シーンにおいて独特な印象を与え、多くのファンに愛され続けるバンドでありました。その活動は短命でしたが、彼らの楽曲やスタイルは今も多くの人々に影響を与えています。

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