ACSiON

株式[[会社]]ACSiON（アクシオン）について

株式[[会社]]ACSiONは、セブン銀行と電通総研の共同出資によって設立された企業です。この会社名には「Across the mission」という意味が込められており、情報セキュリティにおいて企業同士が連携し、共通の目標を追求するという理念が表されています。

ビジョン

ACSiONのビジョンは「世界を公正に。」であり、これを「make world be honest」とも表現しています。彼らは、セキュリティや不正防止の取り組みは他の企業と競うものではなく、業界全体で協力し合うべきだと考えています。このため、同社はその理念に沿ったプラットフォームを目指しています。

事業内容

本人確認プラットフォーム事業「proost」

ACSiONでは、本人確認を効率的に行うためのプラットフォーム「proost」を提供しています。このサービスでは、顔写真付き本人確認書類の撮影データと顔写真を照合し、オンラインで本人確認が可能となる仕組み（eKYC）をAPI形式で提供しています。特に、令和2年4月から施行される改正犯罪収益移転防止法（改正犯収法）に準拠しており、オンラインでの銀行口座開設をはじめとする多数の業務に活用できるよう設計されています。また、法的義務がない業態においても導入が可能です。

不正検知プラットフォーム事業「Detecker」

さらに、ACSiONの不正検知プラットフォーム「Detecker」は、セブン銀行が築いた金融犯罪対策の豊富な知識を基に開発されています。このプラットフォームは、AIを駆使してビッグデータを分析し、不正な申込みやアクセスを24時間365日監視します。不正を検知した際には、攻撃情報がDeteckerに蓄積、共有されることによって、同一の攻撃者による複数企業への攻撃を防ぐ万全の防御体制を形成します。

コンサルティング事業

ACSiONはコンサルティングサービスも提供しています。これは、不正対策を一元的に実施するために、企業が持つ既存のシステムや情報資産とDeteckerを組み合わせ、業務の高度化及びコスト抑制を両立するための施策の立案から業務構築をサポートすることに重点を置いています。この取り組みにより、クライアント企業はより適切な不正対策を講じることができます。

公的個人認証（JPKI）サービス

さらに、ACSiONはマイナンバーカードを活用した公的個人認証サービス（JPKI）を提供しています。このサービスは、犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法といった法令に準拠したオンライン本人確認を実現するもので、公的個人認証サービスにおいて銀行の子会社として初めての認定を受けた企業でもあります。

総括

株式[[会社]]ACSiONは、情報セキュリティの領域において積極的に事業を展開しており、特にオンライン本人確認や不正検知の分野で先進的なソリューションを提供しています。同社が目指すのは、業界を越えた協力によってより公正な社会の実現です。これからも、その取り組みには期待が寄せられています。

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