ADACHI TRIBE - BACK-ONのインディーズデビューアルバム
『ADACHI TRIBE』は、
2004年10月30日にLUV GRAFFITIからリリースされた
BACK-ONの初めてのミニ
アルバムです。この
アルバムは、彼らのインディーズデビューを記念する重要な作品となっています。ジャケットにはグラフィックアーティストTEEDAが手掛けた『もっくん』が使用され、個性的な視覚も楽しめます。
この
アルバムには、全曲の作詞をTEEDAとKENJI03が手掛け、全曲の作曲は
BACK-ONが担当しています。また、プロデューサーにはJINが名を連ねています。この作品は、
BACK-ONのサウンドとエネルギーを存分に表現しており、彼らの音楽スタイルの基礎を築くものでした。
収録曲の詳細
1.
Intro feat.DJ TAKAKI [0:51]
このトラックは、史上最年少で「DMC JAPAN FINAL」において3位を獲得したDJ TAKAKIが参加していることで知られています。彼が登場し、KENJI03の声を即興でスクラッチし、TEEDAもその声を模倣する形で、1発録音で完成されています。
2.
Over [4:20]
この曲は、コンピレーション
アルバム『OPTION presents STREAM Z J-LOUD』の1曲目にも収録されており、後に自身のミニ
アルバム『HERO』にも再録版として収められています。
3.
Dreamer [3:39]
この楽曲は、以前のコンピレーション
アルバム『LUV GRAFFITI 2』に収められていたオリジナル曲の新録バージョンです。オリジナル
アルバムとして色々なアレンジが施され、特徴的な内容に仕上がっています。また、バックオン初のミュージックビデオが制作されており、物語仕立てのストーリーが展開します。メンバーは敵のアジトに乗り込み、アクションシーンが繰り広げられ、エンドロールにはNGシーンも挿入されるなど、ユニークな作品となっています。演奏シーンは
渋谷の「Club asia」で、銃撃戦は浜松町の「kiara」で撮影されました。
4.
Forward [4:18]
メジャーデビュー
アルバム『BABY ROCK』に収められたバージョンとは異なり、この曲も原曲にアレンジが加えられています。
5.
そのままで [4:36]
アルバム『YES!!!』には、サビや別アレンジが施されたバージョンが含まれています。
6.
アルティメット足立 [4:04]
このトラックでは、DJ TAKAKIのスクラッチが強調され、KENJI03とTEEDAの地元である足立にちなんだ会話も聴かれます。また、この曲の再録版がミニ
アルバム『HERO』に収められています。
最後に
『ADACHI TRIBE』は、
BACK-ONのユニークな音楽スタイルを示す記念すべき作品であり、ファンにとっても特別な意味を持つ
アルバムです。この
アルバムを聴くことで、彼らの初期のエネルギーや情熱を感じ取ることができるでしょう。興味がある方は、ぜひ聴いてみてください。