BACK-ON

BACK-ON：日本のミクスチャーロックバンドの軌跡

2002年に結成されたBACK-ONは、日本のミクスチャーロックバンドとして、独特の音楽性と高い演奏力で国内外から注目を集めています。東京都足立区で育った幼馴染を中心に結成され、当初は5人組でしたが、その後メンバーチェンジを経て、現在はTEEDAとKENJI03の2人体制で活動しています。

メンバー

TEEDAはMC担当で、流暢な英語が堪能です。

KENJI03はMC、ボーカル、ギターを担当し、台湾人の母親と日本人の父親を持つ日台ハーフです。中国語にも堪能で、AIRを敬愛するギタリストとしても知られています。多くのアーティストへの楽曲提供も行っており、その際はHi-yunk名義を使用することが多いです。彼の妻は、人気歌手の倖田來未です。

元メンバー

MACCHIN: 結成当初から在籍したドラマーでしたが、2006年に脱退。現在は築地の老舗蕎麦屋の店主として活躍しています。
ICCHAN: 2代目ドラマーとして2007年から2011年まで活動しました。
SHU: ギター担当として2017年まで活動。
GORI: ベース担当として2017年まで活動。SHUと共に、BACK-ONの15周年ライブをもって脱退しました。

バンド名の由来とコンセプト

バンド名は、RIZEのJESSEが命名しました。漢字で「爆音」と表記されることもあります。「光」と「風」をコンセプトに掲げ、「光」は希望、「風」は迷える人々を後押しする存在として音楽を創造しています。

代表曲とタイアップ

BACK-ONは、数々のアニメやドラマ、ゲームなどの主題歌や挿入歌を担当し、その高い音楽性と知名度を確立しています。特に、GReeeeNとのコラボユニットBAReeeeeeeeeeNによる「足跡」は、オリコン週間シングルチャートで7位を記録するなど、大きな話題となりました。

国内外での活躍

国内でのライブ活動はもちろん、アメリカ、台湾、ドイツなど世界各国でフェスに出演し、高い評価を得ています。2014年にはシングル「セルリアン/Silent Trigger」がオリコン週間シングルチャートTOP10入りを果たし、2024年には「CHEMY×STORY」が5位にランクインするなど、常に進化を続けています。近年は中華圏での活動にも力を入れており、中国語セルフカバー楽曲の配信も開始しています。

楽曲提供

BACK-ONのメンバーは、数多くのアーティストに楽曲提供も行っています。

TEEDA

作詞家として、多くのアイドルグループやアーティストの楽曲制作に参加しています。

Kenji03 (Hi-yunk名義)

作曲家、編曲家として、EXILE、東方神起、LiSA、関ジャニ∞、倖田來未など、幅広いジャンルのアーティストに楽曲提供をしています。その中にはオリコンチャート1位を獲得した楽曲も含まれます。

経歴

BACK-ONは、数々のアニメやドラマ、ゲームのタイアップ曲を手がけ、精力的なライブ活動を通じて、国内外で高い人気を獲得しています。2006年のアニメ『エア・ギア』のオープニングテーマ「Chain」を皮切りに、『アイシールド21』、『ケータイ捜査官7』、『ガンダムビルドファイターズ』シリーズ、『ONE PIECE|ONE_PIECE』など、数多くの話題作に楽曲を提供し続けています。 特に、ガンダムシリーズには10曲もの主題歌を提供しており、これは同シリーズ最多の記録です。

2017年には、15周年記念ライブをもってSHUとGORIが脱退。現在は2人体制となりながらも、精力的に活動を続け、新たな楽曲を制作、配信し続けています。 2024年には、仮面ライダーシリーズやガンダムシリーズの主題歌を担当するなど、人気は衰えることを知りません。

ディスコグラフィー

BACK-ONは、シングル、アルバム、ミニアルバムなど多数の作品を発表しています。これらには、上記のタイアップ楽曲に加え、多くのオリジナル楽曲が収録されています。 また、会場限定音源なども存在します。

まとめ

BACK-ONは、独自の音楽性と高い演奏力、そしてメンバーの才能によって支えられた、日本のミクスチャーロックシーンを代表するバンドです。 これからも、彼らの進化と活躍に期待しましょう。

もう一度検索