AKB1じ59ふん!

『AKB1じ59ふん!』の概要

『AKB1じ59ふん!』は、2008年1月から3月にかけて日本テレビで放送された、AKB48初のレギュラー冠バラエティ番組です。この番組は毎週金曜の深夜1時59分から2時29分までの時間帯に放送されました。

番組は、メンバーが様々な試練に挑戦する様子と、楽曲を披露する内容で構成されています。仮タイトルとして『AKBパーティー』が考えられていたものの、最終的には『AKB1じ59ふん!』というタイトルで登場しました。放送は2008年の3月28日まで続きましたが、その後4月からは『AKB0じ59ふん!』が同時間帯に移動してスタートし、さらに2019年9月まで続く『AKBINGO!』に繋がりました。

番組の特徴的な要素は、全編を通じて「推しピンバッジ」を集める構成です。メンバーはそれぞれの「推しピンバッジ」を10個集めることで夢が叶うという設定があり、これが視聴者の応援を一層高める仕組みとなっていました。また、番組には「AKBEAR」というキャラクターも登場し、ロゴやテロップにも使用されました。

出演者

番組に出演したのは、当時所属していたAKB48のメンバーたちで、全3つのチーム（A、K、B）のメンバーが出演しました。チームAからは、板野友美、大島麻衣、川崎希、小嶋陽菜などが名を連ね、チームKには秋元才加、大島優子、宮澤佐江、チームBには多田愛佳や渡辺麻友がいました。

他にも、バッドボーイズや高田純次といったゲストも参加し、特にイジリー岡田は罰ゲームの際にレギュラーゲストとして登場していました。さらに、クロちゃんは前田敦子や大島麻衣のファンであり、特別出演していました。

番組のコーナー

『AKB1じ59ふん!』には、個性豊かなコーナーがいくつかあります。その中でも「私たち推してください!」は特に人気の高いコーナーでした。このコーナーでは毎回異なるタレントを迎え、出演メンバーの中から一人を選び、そのメンバーを応援するという内容です。このコーナーは第4回から第8回の放送まで行われ、視聴者の関心を集めました。

音楽

番組の音楽も一つの魅力です。オープニングやコーナーの合間に流れるBGMには「会いたかった」が使われ、また、「くるくるぱー」はコーナー紹介やコーナー中のBGMとして流れ、視聴者を楽しませました。また、「僕の太陽」もスポンサースクロールやコーナー紹介で使用されていました。使用された楽曲には「AKB48」、「誕生日の夜」、「投げキッスで撃ち落せ!」、「誰かのために」などがあり、AKB48の音楽の幅広さを示しています。

スタッフ

本番組は、秋元康の企画協力のもと、吉本興業の桝本壮志や三田卓人らが構成を担当しました。その他のスタッフも多岐にわたり、照明や美術、音響、編集など、それぞれが番組制作に貢献していました。特に、ナレーションは岩見聖次が担当し、良い雰囲気を創り出していました。

結論

『AKB1じ59ふん!』は、AKB48のメンバーがメインで活躍する初のレギュラー番組として、多くの人々に支持されました。試練に挑戦する姿や魅力的なパフォーマンスは、視聴者の心をつかみ、グループの知名度をさらに高めていくこととなりました。

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