AKB48 17thシングル 選抜総選挙

AKB48 17thシングル 選抜総選挙

はじめに

『AKB48 17thシングル 選抜総選挙』（エーケービーフォーティーエイト セブンティーンスシングルせんばつそうせんきょ）は、2010年に開催されたAKB48のシングルの選抜メンバーを決定する重要な選挙です。このイベントによって上位21位のメンバーが「ヘビーローテーション」として歌う権利を獲得しました。

選挙の発表

この選挙は、2010年3月25日に横浜アリーナで行われたコンサート『AKB48 満席祭り希望 賛否両論』において、AKB48劇場支配人の戸賀崎智信によって発表されました。前年の13thシングル選抜総選挙に続き、再び実施されることが知らされました。

投票と告知活動

選挙の過程では、AKB48劇場のロビーや渡り廊下に選挙ポスターが掲示され、政見放送もDMM.comや他の活動で再生されました。さらに、日刊スポーツの芸能面では、毎日メンバーのマニフェストが連載され、ファンにアピールしました。

開票イベント

投票は2010年5月25日から6月8日まで行われ、開票イベントは6月9日にJCBホールで開催されました。このイベントでは、徳光和夫さんと木佐彩子さんが司会を務め、様々なパフォーマンスが披露された後に、開票結果が発表されました。特に注目されたのは、前田敦子の連覇を大島優子が阻止した点で、これがその後のメディアで大々的に取り上げられることとなりました。

当選メンバーと選抜枠

選挙では上位21位が選抜メンバーとして選ばれ、そのうち12名がメディア選抜として、テレビ番組などでのプロモーションに優先的に参加する権利を得ました。アンダーガールズの枠も前回より増加し、22位から40位のメンバーが担当しました。

投票資格

投票資格を持つのは、サードシングル「ポニーテールとシュシュ」の通常盤を購入したファン、AKB48オフィシャルファンクラブ「柱の会」の会員、公式サイトの「AKB48 Mobile」会員など、多岐にわたりました。また、SKE48のファンにも投票資格が与えられました。

候補者一覧

選挙に参加したのは、AKB48とSKE48のメンバー計104人です。AKB48からは、チームごとに多くの人気メンバーが立候補しました。

結果と影響

選挙の結果はすぐにメディアに取り上げられ、多くのスペシャル企画や書籍が後に出版されました。また、投票数の増加や速報での順位が最終結果に影響を与え、メンバーの知名度向上にも繋がりました。結果的に、AKB48の人気は昨年よりも大幅に高まり、ファンの期待もさらに高まることとなりました。ダイジェスト映像も全国の映画館で中継され、盛り上がりを見せたこの選抜総選挙は、AKB48の歴史的なイベントとなりました。

参考文献

• - FRIDAY編集部編『AKB48総選挙公式ガイドブック 2010』
• - 『週刊プレイボーイ』特別編集『AKB 48総選挙!水着サプライズ発表 AKB48スペシャルムック 2010』
• - DVD『AKB48 DVD MAGAZINE Vol.4』

このようにして、2010年のAKB48 17thシングル選抜総選挙は、ファンとの絆を深める大きなイベントとなったのです。

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