AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会

AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会

『AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会』は、AKB48の新しいシングルに参加するメンバーを選ぶための特別なイベントです。この大会では上位16名が選抜メンバーとなり、2011年12月7日にリリースされる「上からマリコ」に参加することが決定します。

概要

前回のじゃんけん大会と同じように、選抜メンバーは知名度やパフォーマンスの実力に関係なく、じゃんけんの勝敗のみで決まります。大会本戦は2011年9月20日、日本武道館で開催され、参加メンバーの幅が広がり、AKB48だけでなくSKE48やNMB48からのメンバーも参戦しました。

AKB48の正規メンバー以外は、参加資格を得るために予備戦を勝ち抜く必要があります。この予備戦は事前に行われ、AKB48研究生から3人、SKE48とNMB48から各5人が本戦に進出しました。

予備戦の詳細

SKE48は、2011年7月13日にトーナメントの組み合わせ抽選会を行った後、7月20日に愛知県の一宮市民会館で予備戦を実施しました。NMB48も同様に、7月13日に抽選会を行い、7月16日にZepp Osakaで予備戦を行いました。AKB48研究生の予備戦もAKB48劇場で7月18日に行われました。これらの予備戦では、各団体から勝ち上がったメンバーが選ばれ、それ以外のメンバーは出場できませんでした。

本戦進出が決まると、AKB48の71名のメンバーによる抽選会が行われ、そこでは研究生や他のグループのメンバーが無作為に組み合わされました。また、この抽選会では、昇格が決まったメンバーがもともとの枠ではなく、予備戦を経て参加していることが特徴的でした。

本戦の進行

本戦は福澤朗が司会を務め、特別ゲストとしてアントニオ猪木が参加しました。応援として、予備戦で敗退したSKE48とNMB48のメンバーも集まりました。大会中にはライブステージも行われ、盛り上がりを見せました。

また、特筆すべきは、大場美奈と島田玲奈が不祥事により参加できなかったため、彼女たちと対戦する予定だったメンバーは不戦勝となりました。

選抜メンバーの決定

大会中、上位16名が選抜メンバーとなり、特に3位以下の順位については、本戦終了後に舞台裏で順位決定戦が行われました。ただし、9位以下の順位については時間の都合により決定されませんでした。選抜イベントでは一般的に上位12名がメディア選抜として選ばれることが多いですが、今回はその枠組みとは異なる結果となりました。

ルールと進行方法

大会ではすべての対決が一回勝負で行われ、掛け声は「じゃん・けん・ぽん」からスタートします。服装は自由ですが、腕の装飾品は外さなければならず、後出しは無効とされます。もしあいこになると、再試合が行われるため、緊張感のある対決が繰り広げられました。

書籍や映像

このイベントの詳細をまとめた書籍『AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック 2011』が光文社から発売されており、さらに大会の模様を収録したDVDもリリースされています。これらはイベントを振り返る際に、重要な資料となるでしょう。

AKB48のじゃんけん大会は、メンバーにとってもファンにとっても特別な意味を持つイベントであり、新たな活躍やドラマを生み出す瞬間となっています。

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