AKi

AKi（あき）

AKiは、日本のミュージシャンであり、ベーシストとしても知られています。彼はシドというバンドの一員であり、そこでの名義は明希（あき）です。AKiは、主に東京都で生まれ神奈川県平塚市で育ちました。彼の血液型はB型で、個性的な音楽スタイルが特徴です。

略歴

AKiは2003年にマオと共にバンドシドを結成しました。当初は「御恵明希」という名前を使用し、シドの楽曲で作曲を手掛けてきました。2014年12月には、デンジャー・クルーというプロジェクトから正体不明の“新人”として「FREAK SHOW」を発表しました。この楽曲のリリース後、彼はソロアーティスト「AKi」としての活動を本格化し、11曲入りの1stフルアルバム「ARISE」をリリースし、見事にソロデビューを果たしました。彼のライブでは、ベースを演奏しながらボーカルを務めるスタイルが堪能できます。

さらに2016年には、MUCCとのダブルヘッドラインツアー「MAVERICK DC presents DOUBLE HEADLINE TOUR 2016『M.A.D』」を開催し、国内外でのパフォーマンスを広げています。

人物像

幼少期から音楽に親しんできたAKiは、ピアノを習っていた経験があり、その影響から多くの場合は鍵盤を用いて作曲を行うスタイルが定着しています。実際には楽曲制作においてベースを使用することは少なく、ピアノでの作曲が主となることが多いです。このようなアプローチが、彼の楽曲に独自の風味を与えています。

使用機材

AKiはESPとエンドース契約を結んでおり、ライブパフォーマンスでは自身のシグネチャーモデル「ESP 凛～Lynn～」や「ESP S-AH～霞～」などのESP製のギターやベースを使用しています。特に「明希フェア」では、彼が実際に使用した衣装や楽器がESP系列店で展示され、多くのファンを惹きつけました。有名な「ESP 凛～Lynn～ SID 15th Anniversary Edition」は、2018年に期間限定で受注生産されました。

レコーディングの際には、サドウスキーの5弦ベースを使用することがありますが、ライブでは弾きにくいと感じるため、4弦にチューニングを下げて演奏することがよくあります。また、彼のエフェクター選びにも独自のこだわりがあり、darkgrass erectのB7K ultraをメインに使用し、音響機器にはdarkgrass microtubesを用いています。PAを通じたマイキング音が客席に届けられることで、迫力あるパフォーマンスが実現しています。

ディスコグラフィ

AKiのディスコグラフィは多岐にわたります。シングルでは、2016年にリリースされた「STORY」や、2019年の「Monolith」などがあり、配信限定の「SCREAM」や「OVERRUN」も好評です。また、ミニアルバム「EPHEMERAL」や、スタジオアルバム「ARISE」も発売しており、ファンの募集に応じた多様な音楽スタイルを展開しています。

AKiは、さまざまなアーティストともコラボレーションし、その一環で楽曲提供も行なっています。相川七瀬、LiSA、Fantôme Irisなど、多くの演者に楽曲を提供し、幅広い音楽的交流を楽しんでいます。

ライブ活動

AKiのライブパフォーマンスは非常に多く、これまでに数多くの公演を行なっています。2015年から始まるAKiのソロライブは、国内外の様々なイベントに参加しており、常にファンに新しい音楽体験を提供し続けています。2016年以降は、台湾の音楽祭やハロウィンパーティーなど、多様なステージで活躍しています。

これからの音楽活動がどのような展開を見せるのか、ますます期待が高まります。

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