ALIVE ON ARRIVAL

ALIVE ON ARRIVALの概要

『ALIVE ON ARRIVAL』（アライブ・オン・アライバル）は、SIONが2003年6月25日に東芝EMI / EASTWORLDからリリースした16枚目のオリジナル・アルバムです。本作は、1998年から東芝EMIに所属していたSIONにとって、同レーベルでの最後のオリジナル・アルバムであり、約1年2か月ぶりの作品となります。アルバムはSION自身が全曲の作詞・作曲を手掛けており、彼の音楽的なスタイルやメッセージが色濃く反映されています。

アルバムの特徴

本アルバムは、全12曲から構成されており、それぞれの楽曲が個性的な魅力を持っています。SIONの歌声はもちろん、アコースティックからエレクトリック・サウンドまで多彩な楽器が使用され、聴き応えのある仕上がりになっています。アルバムのトーンは全体を通してメロディックでありながらも、時には力強さやエモーショナルさを感じさせるものです。各曲には、彼自身の人生や思索が反映されており、聴く人に深い感銘を与えます。

収録曲リスト

1. キャスト （6:23）
2. お前はどこだ （4:11）
3. はじめまして （3:04）
4. 低い空 （3:28）
5. ガラクタ （3:13）
6. 日の当たる場所へ （3:34）
7. 程遠く （4:45）
8. ある休日 （4:31）
9. 11月の空に （2:26）
10. すばらしい世界を （3:12）
11. お前が好き （3:00）
12. ここからさ （3:43）

各トラックは、SIONの詩的な歌詞とメロディが絡み合い、聴くたびに新たな発見をもたらします。そして、アルバム全体を通じて一貫したテーマが貫かれており、それがリスナーにとっての深い共鳴を生んでいます。

参加ミュージシャン

本作には多くの才能豊かなミュージシャンが参加しており、SIONの音楽をより一層引き立てています。主要なメンバーは、以下の通りです。

• - SION: ボーカル、ハーモニカ
• - 松田文: エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、バンジョー、マンドリン
• - 藤井一彦: エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
• - 細海魚: オルガン、アコースティックピアノ、フェンダー・ローズ、アコーディオン
• - 井上富雄: エレクトリックベース、アコースティック・ギター
• - 池畑潤二: ドラム、パーカッション
• - Tomohiro Ohya: アコースティック・ギター
• - Takumi Fukunaga: アコースティック・ギター
• - Great Eida Strings: ストリングス

これらのミュージシャンたちが奏でるハーモニーとリズムが、SIONの独特な音楽を支えており、アルバムの完成度を高めています。

結論

『ALIVE ON ARRIVAL』は、SIONにとって重要な作品であり、彼の音楽キャリアの中で特別な位置を占めるアルバムです。多様な音楽表現と深いメッセージが詰まった本作は、聴く人に新しい気づきを与え、感情を揺さぶること間違いありません。

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