ANGEL OF SALVATION

GALNERYUSの8枚目のオリジナル・アルバム『ANGEL OF SALVATION』は、彼らの音楽キャリアにおいて重要なマイルストーンとなる作品です。

概要

アルバムのタイトル曲である「ANGEL OF SALVATION」は、14分42秒というGALNERYUS史上最長の演奏時間を誇る楽曲です。この壮大な楽曲は、バンドの音楽性の幅広さと、高度な演奏技術を余すところなく表現しています。

本作は、オリコンデイリーアルバムチャートで9位にランクインし、日本のヘヴィメタルバンドとして初のベスト10入りという快挙を達成しました。さらに、バンドとして初めてオリコン週間アルバムチャートでトップ20入りを果たし、その人気と実力を証明しました。

このアルバムの制作時期から、GALNERYUSはツーバスドラムを本格的に導入し、楽曲の迫力と重厚感を増しています。

収録曲について

アルバムには、バラエティ豊かな楽曲が収録されています。

REACH TO THE SKY
THE PROMISED FLAG
『REINCARNATION』に収録された「THE FLAG OF REINCARNATION」以来、4年ぶりとなるFLAGシリーズの楽曲です。
TEMPTATION THROUGH THE NIGHT
先行シングル『HUNTING FOR YOUR DREAM』のカップリングに収録されていたバージョンとは異なり、本作のためにリレコーディングされています。
LONELY AS A STRANGER
STAND UP FOR THE RIGHT
HUNTING FOR YOUR DREAM
先行シングルとしてリリースされた楽曲で、本作にはリレコーディングバージョンが収録されています。シングルバージョンとの違いは、間奏のキーボードパートと、アウトロに新たに加えられたギターソロです。これにより、演奏時間も約20秒長くなっています。
LAMENT
INFINITY
ANGEL OF SALVATION
アルバムの表題曲であり、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調を基調としています。ライブではオーケストラをバックに演奏されることも多く、その壮大なスケール感で観客を魅了します。アルバム発売前に、ミュージックビデオ用に7分22秒に短縮されたバージョンが配信されました。コーラスには、LIV MOONのAKANE LIVが参加しています。
LONGING
インストゥルメンタル曲。

『ANGEL OF SALVATION』は、GALNERYUSの音楽的な進化と、ヘヴィメタルシーンにおける存在感を確立した重要な作品と言えるでしょう。

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