ATVニュース

ATVニュースについて

ATVニュースは、青森テレビ（ATV）で2013年9月26日まで放送されていたローカルスポットニュース番組です。この番組は、地域今日の出来事を広く伝えることに主眼を置き、その内容は青森県内のニュースを中心に、さまざまな情報を提供していました。ATVニュースの放送は、開局時から始まり、全体での放送時間や内容には多くの変遷がありました。

放送枠の変遷について

ATVニュースは、開局当初から続けて、多くの時間帯での放送を行っていました。昼の時間帯では、1969年12月から1975年3月までの間は、12:55〜13:00の短い放送が行われ、その後も複数の時間帯で枠を交換しながら、放送が継続されました。

特に1977年4月からは「ATVニュースロータリー」として長期間放送され、2010年3月にはこの枠が終了しました。平日の夕方には、開局当初から1976年3月まで「JNNニュースコープ」の後に放送され、その後、夕方のローカルニュース枠が拡大されました。夜間の放送は、1975年から始まりましたが、最終的に2013年に放送を終了し、後にその枠は他の番組に移行することとなりました。

月曜日の放送は、1987年から1989年の2年間のみ実施されており、火曜日と水曜日には一時的に放送が行われなかったこともあります。特に1989年の改編では、火曜から水曜の夜間枠が二時間放送に変更され、ATVニュースの放送が減少しました。

週末放送と休止

土曜日の放送では、開局時から2008年3月までの間、17:50〜18:00の間で放送されていましたが、報道特集の開始に伴い、その後は他の番組に移行しました。日曜日についても同様に何度か放送時間が変わる中で、地域の出来事を伝える重要な役割を果たし続けました。

オープニングの変遷

ATVニュースのオープニングには時代ごとにさまざまな変化が見られました。1975年から1988年にかけては、JNNのロゴが滝のように流れ出し、その中から番組タイトルが現れる演出がなされていました。1988年以降、CG制作が開始され、タイトルの見せ方やテーマ曲も変更されています。こうした演出の変化は、視聴者に新たな印象を与えることを目指していたと言えます。

その他の情報

ATVニュースは、原則として青森県発のニュースを中心に放送されていましたが、1990年代には特別な企画として全国ニュースも放送されました。その中には、共同通信社との提携による「ATV内外ニュース」などがあり、青森のニュースに加え、全国の重要な出来事も視聴者に届けていました。

ATVニュースは、地域に密着した情報を発信する重要なメディアとして、長きにわたり青森テレビでの放送を続け、地域社会に貢献してきたことでしょう。その後のニュース番組へと受け継がれていく中で、ATVニュースの歴史は、青森のローカルメディアの進化を示す一端となっています。

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