Adoの歌ってみたアルバム

Adoの歌ってみたアルバム

Adoのキャリアにおいて初のカバーアルバム『Adoの歌ってみたアルバム』が、2023年12月13日にVirgin Musicからリリースされました。本作は、AdoがYouTubeやニコニコ動画で発表してきた「歌ってみた」動画をまとめたもので、多くのファンから長らく親しまれてきたボカロ曲やJ-POPの名曲が収録されています。

アルバム制作の背景

2022年の5月、AdoはTwitter上で「歌ってほしい楽曲」を募集しました。この企画には10,000を超える票が集まり、選ばれた楽曲はピノキオピーの「神っぽいな」と椎名林檎の「罪と罰」でした。これらの動画は2022年7月にYouTubeにアップロードされ、特に「神っぽいな」は3,000万回以上、「罪と罰」も1,000万回以上の再生数を記録しています。

2023年3月には再び公式ウェブサイトでカバーしてほしい楽曲の公募が行われ、そこから新たな楽曲が選ばれました。そして、9月15日に『Adoの歌ってみたアルバム』のリリースが正式に発表されました。

収録曲について

10月20日にはCDに収録される全10曲のリストが発表されました。収録曲は、2010年代以降のJ-POPとボカロ曲がメインですが、1984年にリリースされた「飾りじゃないのよ涙は」や2000年の「罪と罰」など、Adoの誕生以前に発表された楽曲も含まれています。これにより、世代を超えた楽曲がAdoの独自のスタイルで歌われることとなります。

11月には、先行して「unravel」と「ブリキノダンス」が配信され、ファンはその出来栄えを楽しみにすることができました。

アルバムのリリースと特典

12月13日には、CDおよび配信が開始され、ジャケットイラストは人気絵師のトゥルが手がけました。CDには、通常版と初回限定盤の2つの形態があり、初回限定盤にはアクリルスタンドとステッカーシートが付属しています。さらに、特典として2024年4月に開催されるAdoの特別ライブ「心臓」の先行受付シリアルナンバー入り応募券も封入されており、ファンにはたまらない内容となっています。

アルバム『Adoの歌ってみたアルバム』は、Adoの魅力を余すところなく引き出した一枚であり、ファンはもちろん新たなリスナーにとっても楽しめる作品です。リリースを機に、Adoのさらなる活躍を期待しましょう。

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