Alice in Wonder Underground

『Alice in Wonder Underground』について

『Alice in Wonder Underground』は、日本のロックバンドBUCK-TICKによる26枚目のシングルで、2007年8月8日に発売されました。この曲は、アルバム『天使のリボルバー』からの先行シングルの第2弾としての位置づけであり、リリース形態は通常盤と初回生産限定盤の2種類が用意されています。

初回生産限定盤は特別なハードカバー仕様であり、ファンにはたまらない特典として写真集も同封されています。このように、BUCK-TICKはファンへのサービスを欠かさず、ビジュアルの面でもインパクトのあるアイテムを提供しています。

このシングルが特に注目されるのは、メジャーデビュー後のシングルとして初めて、タイトル曲の歌詞を今井寿が担当した点です。今井はバンドのギタリストであり、彼の歌詞は独特な世界観や感情を持ち、聴く人を惹きつける特別な魅力を持っています。また、前作である「RENDEVOUS 〜ランデヴー〜」に引き続き、今作のカップリングには過去の楽曲のセルフカバーが収録されているため、彼らの音楽の歴史と進化を感じさせる内容になっています。

収録曲

1. Alice in Wonder Underground (4:06)

• - 作詞・作曲：今井寿
• - 編曲：BUCK-TICK

この楽曲は、今井による詩的な表現がつまった作品で、特に間奏部分で聴かれる今井のボーカルは、「ROMANCE」のカップリング曲「DIABOLO」からの引用を含み、両曲とも同じティンパニのリズムを共有していることが特徴的です。

2. tight rope (5:27)

• - 作詞：櫻井敦司
• - 作曲：今井寿
• - 編曲：BUCK-TICK

この曲は9thアルバム『COSMOS』からのセルフカバーであり、オリジナルと比べても新たな解釈がなされている点が魅力です。

アルバム収録状況

『Alice in Wonder Underground』は、アルバム『天使のリボルバー』をはじめ、コンピレーションアルバム『CATALOGUE ARIOLA 00-10』や『CATALOGUE THE BEST 35th anniv. 』にも収録されています。これにより、BUCK-TICKの音楽は一層多くのリスナーに届くことでしょう。

PVの監督は柿本ケンサクが務めており、視覚的な表現にも力を入れた作品となっています。 BUCK-TICKの音楽とビジュアルの相乗効果を楽しむことができるこのシングルは、彼らのキャリアにおける重要な一歩を印象づける作品です。

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