Ambivalentidea

やなぎなぎの2枚目のシングルとして2012年6月6日にジェネオン・ユニバーサルから発売された「Ambivalentidea」（アンビヴァレンディディア）について解説します。

このシングルは、収録曲の1つであるタイトル曲「Ambivalentidea」がテレビアニメ『ヨルムンガンド』のエンディング・テーマに起用されたことで注目を集めました。さらに、カップリング曲の「白くやわらかな花」も同アニメの第4話でエンディング・テーマとして使用され、作品の世界観をより一層引き立てました。

収録曲は全曲、作詞をやなぎなぎ本人が担当しています。

1. Ambivalentidea
作曲・編曲：bermei.inazawa
テレビアニメ『ヨルムンガンド』エンディング・テーマ
ストリングスの複雑な和音とアンサンブルが特徴的な、音響系を思わせる楽曲です。神秘的な雰囲気を持ち、hotexpressの平賀哲雄からは「菅野よう子や坂本真綾を引き合いに出したくなる」と評されるほどの独創性を持っています。
やなぎなぎ自身は、「Ambivalentidea」の歌詞について「矛盾」というテーマを表現したものであり、タイトルも「ambivalent」（相反する）と「idea」（考え）を組み合わせて「視覚化した矛盾」という意味を込めたと語っています。

2. 白くやわらかな花
作曲・編曲：bermei.inazawa
『ヨルムンガンド』の登場人物・チナツをイメージし、1人の女子の人生を花にたとえて表現した楽曲です。
テレビアニメ『ヨルムンガンド』第4話エンディング・テーマとしても使用されました。

3. halo effect
作曲・編曲：飛内将大
光背効果をテーマに書かれた、エネルギッシュでポップな楽曲です。

4. Ambivalentidea (instrumental)
「Ambivalentidea」のインストゥルメンタルバージョンです。

5. 白くやわらかな花 (instrumental)
「白くやわらかな花」のインストゥルメンタルバージョンです。

6. halo effect (instrumental)
「halo effect」のインストゥルメンタルバージョンです。

「Ambivalentidea」は、やなぎなぎの音楽的な才能と、『ヨルムンガンド』の世界観が見事に融合した作品と言えるでしょう。各楽曲のクオリティの高さはもちろん、歌詞に込められた深いテーマ性も魅力です。

ジェネオン・ユニバーサルによる紹介ページ

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