Bフライデースペシャル 陣内・ケンコバ45ラジオ

Bフライデースペシャル 陣内・ケンコバ45ラジオ

『Bフライデースペシャル 陣内・ケンコバ45ラジオ』は、毎日放送(MBSラジオ)で2002年10月から2004年3月まで放送されていたラジオ番組で、放送時間は土曜日の深夜0時から4時50分までの約5時間にわたる生放送でした。

番組の概要

この番組は、2002年9月に終了した番組「B」の出演者たちが中心となって再結集したもので、金曜深夜の放送でした。番組名の「45ラジオ」は、放送時間の4時間50分に由来していますが、加えて“シコシコ”という隠語も。このユニークなタイトルは、リスナーに親しみやすさを感じさせています。

メインのパーソナリティを務めたのは、陣内智則とケンドーコバヤシの2人。サブパーソナリティとして、サバンナやシャンプーハットのメンバーが交代で出演する形式となっていました。

進化と変化

2003年4月以降、アイドルグループのHOP CLUBのメンバーがレギュラーに加入し、新たに番組内コーナーとして友近や麒麟がそれぞれのセグメントを担当することになりました。このように、番組は常に新しい要素を取り入れ、リスナーを飽きさせない工夫がされていました。

ただし、放送は長時間にわたり、各出演者からは「あの番組はしんどかった」と語られることもあり、放送中のハードさを振り返る声も多く聞かれます。2004年3月に番組は終了しましたが、当時の出演者たちはそれぞれの新たな番組へと移行しました。

番組内の人気コーナー

友近の恋したっていいじゃない

友近がメインでリスナーからのリクエスト曲を流したり、モノマネカラオケなどを行うコーナーで、2003年4月から番組終了まで放送されました。友近自身が大ファンである渡辺美里のヒット曲「恋したっていいじゃない」に由来し、リスナーとのインタラクションを楽しむものでした。

麒麟の02ラジオ

麒麟が担当するこのコーナーは、2003年10月から放送され、毎回20分のショート番組として人気を博しました。「0時間20分」を示す「02」の名がついたこのコーナーは、麒麟が早くからスタジオに入り、特別なコーナーを用意するなど、丁寧に作り込まれていました。

番組終了後の活動

番組終了後、陣内智則やケンドーコバヤシ、シャンプーハット、友近は新たな番組『ゴーゴーモンキーズ』に出演を果たし、麒麟も新たな番組『グーグーモンキーズ』に参加しています。サバンナはその後に新しいレギュラー番組を持つことがなかったため、最終回ではその点がネタにされていました。このように、番組は多くの芸人にとってキャリアの一部として重要な役割を果たしました。

「Bフライデースペシャル」はその独特なスタイルと多彩な内容で、多くのリスナーに愛され、一時代を築いたラジオ番組でした。現在でも当時の記憶を語るファンは多く、その影響は今なお色あせることがありません。

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