BASEBALL☆GIRLS

BASEBALL☆GIRLS（ベースボールガールズ）、通称ベスガは、2011年に結成された日本の女性音楽グループです。ビクターエンタテインメントに所属し、トゥーセブンスエンターテイメントがマネジメントを行っていました。

概要

ベスガは、芝居と音楽を融合させた新感覚のガールズユニットとして活動していました。プロデュースは、FUNKY MONKEY BABYSやケツメイシなど、数多くのアーティストを手がけてきたYANAGIMANと中山稔己が担当。

楽曲は、「恋愛」や「夢」、「青春」といった普遍的なテーマを扱い、聴く人々の背中を押すような応援歌が特徴です。2013年7月には、ミニアルバムと、収録曲をイメージした映画のDVDをセットにした「CDVD」を発売し、話題を呼びました。

2014年7月30日には、ビクターエンタテインメントからメジャーデビューを果たしました。

メンバーは、chelu、NORIPANDA、DJ AKARIの3人で構成された、2MC+DJというスタイルでした。

なお、カタカナ表記で同一名称の「ベボガ!」というアイドルグループが存在しましたが、両者は別グループであり、ベスガは区別のため「ベスガ」と略称されていました。東西のベースボールガールズとして共演経験もあります。

2018年6月、惜しまれつつも無期限の活動休止に入りました。

メンバー

chelu（ボーカル・リーダー）
6月10日生まれ、B型、兵庫県出身。
NORIPANDA（ボーカル）
10月8日生まれ、A型、佐賀県出身。
DJ AKARI（ボーカル・DJ）
2月24日生まれ、A型、福岡県出身。

沿革

2011年6月、プロデューサーである中山稔己によってグループが結成されました。当初から、多くのアーティストに楽曲提供している平義隆が楽曲を手がけ、活動をスタート。

2012年6月1日には、1st Mini Album「PLAY BALL - 今日この瞬間を作ってくれた全ての人に感謝！！ 編 -」をリリースし、1ヶ月で1,000枚を売り上げました。口コミで人気が広がり、ライブは軒並みソールドアウトとなりました。

2013年5月18日には、1st Single「ENGINE」を発表。同年7月7日には、1st CDVD「LINEUP- 後悔はひとつもありません！いつだって全力だったから 編 -」を全国発売し、東京、神戸、福岡の3都市で凱旋ツアーを実施しました。

CDVD「LINEUP」は、CDと収録曲を映画化したDVDの2枚組で構成され、その斬新なアイデアが話題を呼びました。映画には、大石悠馬や永田優希をはじめ、大手プロダクションに所属する俳優たちが出演しています。

2014年7月30日、YANAGIMANをプロデューサーに迎え、配信限定Album「CHANCE - 1回の表 決めて魅せます先制点！みんなの力が必要です 編 -」をリリースし、ビクターエンタテインメントからメジャーデビューを果たしました。収録曲の「負けるもんか」は、第9回IBIF女子野球ワールドカップ宮崎大会の応援歌として発表されました。

ベスガのステージは、大人から子供まで楽しめるのが特徴で、特に最近では、子供たちが踊り出すようなライブパフォーマンスが人気を集めていました。インストアライブでは、人気曲「君へ」が始まると、約250名の子供たちが一斉に踊り出す光景も見られました。一緒に踊れる曲として、子供たちの間で話題となっていたのです。

2015年7月には、フランスで開催されたJAPAN EXPOに出演し、「CHANCE - 1回の表 決めて魅せます先制点！みんなの力が必要です 編 -」がiTunesで世界配信されました。同年には、台湾で開催された漫画博覧会にも出演するなど、海外での活動も積極的に行っていました。

2018年6月10日のライブをもって、無期限活動休止となりました。

ディスコグラフィ

1st Mini Album「PLAYBALL - 今日この瞬間を作ってくれた全ての人に感謝！！ 編 -」（2012年6月1日）
1st Single「ENGINE」（2013年5月18日）
1st CDVD「LINEUP- 後悔はひとつもありません！いつだって全力だったから 編 -」（2013年7月7日）【ダイキサウンド】
配信限定 Album「CHANCE - 1回の表 決めて魅せます先制点！みんなの力が必要です 編 -」（2014年7月30日）【ビクターエンタテインメント】

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