BENNIE K

BENNIE K（ベニー ケー）

BENNIE Kは、日本の音楽シーンで知られるユニットで、シンガーのYUKIとラッパーのCICOから構成されています。彼らは1999年にアメリカ・ロサンゼルスで運命的に出会い、その後音楽活動を共に始めました。

ユニットの結成

1999年の夏、YUKIはアメリカでのホームステイ中にCICOと出会いました。この偶然の出会いをきっかけに、二人はすぐに意気投合しました。帰国後はそれぞれの音楽キャリアを追求しましたが、クリスマスのイベントで再びユニットを組むことに。これがBENNIE Kとしての活動のスタートとなりました。

ユニット名の由来

グループ名の「BENNIE K」は、弁慶（BEN-K）にちなんでいます。結成した翌年の正月、商売繁盛で知られる京都の伏見稲荷にヒット祈願に行った際に、弁慶と牛若丸が五条大橋で戦った話を思い出しました。年齢差がある二人が共に成功を目指す姿を重ね、「弁慶と牛若丸」と名付けることを考えましたが、最終的にはシンプルな「BENNIE K」になりました。この名前には力強い女性アーティストとしての意志を込めているのです。

プロデューサーへの転向

2009年8月、YUKIは公式に音楽活動からプロデュース活動へとシフトすることを発表し、新プロジェクト「BK Project」を立ち上げました。この新しい取り組みの下、アメリカ人女性ボーカリストBECCAを迎え、11月には「Dreamer」というシングルをリリースしました。そのため、元のユニットであるBENNIE Kは活動を休止しました。

活動の終了

2021年12月1日、BENNIE K名義で12年ぶりにリリースされた楽曲『FINALE』が、彼らにとっての最後の楽曲となりました。2022年1月24日には、約22年にわたる活動に区切りをつけ、二人それぞれが個々の音楽キャリアを追求することになりました。

メンバーのプロフィール

YUKI（ユキ）

本名：山本有希。
1984年2月23日生まれで、大阪府に生まれ育ち、佐賀県鹿島市出身です。14歳でアメリカに渡り、ボイストレーニングに励みました。

CICO（チコ）

本名：山本知恵子。
1978年1月7日生まれ。大阪府吹田市出身で、ニュージーランドで高校時代を過ごした後、アメリカで音楽活動を開始しました。

主要な活動とディスコグラフィー

BENNIE Kは多くのシングルやアルバムをリリースし、いくつかのヒット曲を生み出しました。特に2005年にリリースされた「Dreamland」は大ヒットし、オリコンチャートで2位を記録しました。その後も、多数の夏フェスやイベントに参加し、観客を楽しませました。

まとめ

BENNIE Kは、YUKIとCICOの二人によるユニットであり、彼女たちの音楽スタイルや活動は多くの人々に影響を与えました。彼らの豊かな音楽の歴史は、これからも多くのファンに愛され続けるでしょう。彼女たちの音楽旅は終了しましたが、その功績は色あせることはありません。

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