BETTER SONGS OF THE YEARS

『BETTER SONGS OF THE YEARS』

『BETTER SONGS OF THE YEARS』（ベター・ソングス・オブ・ザ・イヤー）は、著名な日本のミュージシャン、奥田民生が2008年10月29日にリリースしたコンピレーション・アルバムです。このアルバムは、特に2007年までに発表されたシングルのカップリング曲に焦点を当てており、これらは全てアルバム未収録の楽曲です。発表元はエスエムイーレコーズで、ファンにとっては貴重な作品となっています。

アルバムの特徴

このアルバムには、ユニコーン時代の企画シングルなども含まれており、奥田民生の多彩な音楽スタイルが楽しめる構成になっています。特に注意すべき点は、奥田民生の作品としては珍しく、このアルバムにアナログ盤は存在しないことです。また、初回限定盤のみが特別に紙ジャケット仕様となっており、コレクターズアイテムとしても価値があります。

収録曲と演奏メンバー

DISC 1

1. 健康 (4:30)
2. Hey Bulldog (4:47)
3. ルパン三世主題歌II (4:05)
4. ロボッチ（Live） (3:57)
5. 手引きのようなもの（奥田民生バージョン） (4:57)
- 初CD化
6. 雨男 (3:42)
7. ワインのばか (3:00)
8. MOTHER（ひとり股旅） (4:39)
9. 怒りの別件 (2:11)
10. 独裁者 (5:26)
11. 夕陽ヶ丘のサンセット (4:29)
12. オーナーは最高 (4:18)
13. ブルームーンギャラクティカ（オーケストラBGMバージョン） (2:56) - 作曲：斎藤有太、編曲：服部隆之

DISC 2

1. 監獄ロック (3:03)
2. 悲しくてやりきれない (3:37)
3. 抱きしめたい (3:25)
4. スモーキン・ブギ（Live） (3:03)
5. マシマロ（ック）（Live） (2:58)
6. 最後のニュース (4:44)
7. 唇をかみしめて (4:13)
8. 人ばっか（OT10メドレー・Live） (6:33)
9. ドライバー (3:03)
10. KYAISUIYOKUMASTER (6:34)
11. オリエンタル・ダイヤモンド（宅録DEMO音源） (4:19)
12. The STANDARD 〜消灯〜 (1:12)

アルバムの演奏には、奥田民生自身が中心となっており、ギターやボーカル、ドラムなど多岐にわたる楽器を担当しています。サポートメンバーには、長田進、根岸孝旨、古田たかし、斎藤有太などが名を連ねており、彼らの演奏が全体のサウンドに深みを与えています。

まとめ

『BETTER SONGS OF THE YEARS』は、奥田民生のキャリアの中での重要な作品であり、彼の音楽の幅広さが感じられるアルバムです。これまでのシングルカップリング曲が揃えられているため、ファンにとっては聴き応えのある内容となっています。日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきた彼の実力が詰まったこの作品を通じて、奥田民生の魅力を再発見することができるでしょう。

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