BLOND SAURUS

REBECCA 7thアルバム『BLOND SAURUS』

『BLOND SAURUS』（ブロンド・サウルス）は、1989年5月21日にリリースされたREBECCA（レベッカ）の7枚目のオリジナルアルバムです。前作『Poison』から約1年ぶりのリリースとなりました。

背景と制作

プロデューサーには、フランソワ・カーボキャンを起用。先行シングル「Vanity Angel」と、後にシングルカットされた「Super Girl」を含む全10曲が収録されています。本作は、REBECCAにとって最後のオリジナルアルバムとなりました。

リリース形態

オリジナル盤は、CBS/SONY RECORDSのFITZBEATレーベルからLP、CD、カセットテープの3形態で発売されました。その後、1994年にはKi/oon Sony RecordsからCDのみで再リリース。2007年にはSony Music Directから、リマスターされたCDが紙ジャケット仕様の完全生産限定盤として発売されました。2013年にはBlu-spec CD2としてもリリースされています。

批評

CDジャーナルは、アルバムの世界観を岡崎京子の漫画『恋する乙女は小さな野獣』に例え、NOKKOのボーカルを「金髪恐童」と表現。演奏の複合リズムやノリの変化が、楽曲を効果的に支えていると評価しました。また、サウンド面については、「ダンサブルでポップ、さらに美しいメロディが絡み合った作風が豪華な雰囲気を醸し出している」と肯定的な評価を下しています。

収録曲

LP, カセット
収録曲は省略

CD
収録曲は省略

参加ミュージシャン

GUITARS : 是永巧一
PERCUSSIONS : OBAO NAKAZIMA (1,4,8)
GUITAR O/D'S : MIKE “DINO” CAMPBELL (9)
DRUM PROGRAMMING : ALAN FRIEDMAN (3,6), FRED MAHER (10)
PERCUSSION O/D'S : FRED MAHER (2,5), ALAN FRIEDMAN (4,9)
SAX SOLO : JEFF SMITH (6,8)
HARMONICA SOLO : TOOTS THIELEMANS (5)
BASS VOICE INSTRUMENT : RODNEY ASCUE (1)
BACKGROUND VOX (9,10) : FONZI THORNTON, TAWATHA AGEE, MICHELLE COBBS
SAMPLING/DINOSAUR CONSULTANT : ALAN FRIEDMAN
VOCAL COACH & DIRECTION : FONZI THORNTON (9,10), 小柴大造(COSMO MUSIC)
MANIPULATOR : 大山曜 (PHONO GENIC)

外部リンク

SonyMusicによる紹介ページ(1994年盤)
SonyMusicによる紹介ページ(2007年盤)
SonyMusicによる紹介ページ(Blu-spec CD2盤)
otonano by Sony Music Directによる紹介ページ(2007年盤)
* otonano by Sony Music Directによる紹介ページ(Blu-spec CD2盤)

『BLOND SAURUS』は、REBECCAの音楽性の幅広さと、NOKKOの表現力が際立つアルバムとして、現在も多くのファンに愛され続けています。

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