ENHYPENは、
韓国出身の7人組男性アイドルグループで、彼らの日本デビュー
シングル『BORDER: 儚い』は、2021年
7月6日にユニバーサルミュージックからリリースされました。この
シングルは、彼らの新しい一歩を象徴する重要な作品となっています。
日本デビューの発表とビジュアル
2021年5月10日、
ニッポン放送の番組『
ENHYPENのオールナイトニッポンX』で、メンバーの
NI-KIとJAKEが日本デビューが決まったことを発表しました。この発表と同時に公開されたキー・ヴィジュアルは、幻想的な雰囲気の中で光に包まれ、少年美を強調するホワイトルックが印象的です。このビジュアルは「夢と現実の境界」における美しい時間の流れを表現しています。さらに、5月25日には、メンバー全員のソロビジュアルが公開され、シャツやセーター、カーディガンを用いたオールホワイトスタイルが披露され、ファンの期待を高めました。
シングルの構成とリリース形態
『BORDER: 儚い』には、アルバム『BORDER: DAY ONE』に収録されている「Given-Taken」や「Let Me In (20 CUBE)」の日本語バージョンに加え、本グループ初の日本オリジナル曲も収められています。本作は、初回限定盤A(DVD付き)、初回限定盤B(フォトブック付き)、通常盤(CDのみ)、そして
ENHYPEN Weverse Shop JAPANおよびUNIVERSAL MUSIC STORE限定のメンバーソロジャケット盤が全7種、12種類のリリース形態を展開しています。初回プレス版には、オンラインイベントの参加権を得るための応募特典も封入されています。
アートワークの特徴
パッケージのデザインも注目ポイントです。初回限定盤AとUNIVERSAL MUSIC STORE限定盤のジャケットには、制服姿のメンバーが特写されており、初回限定盤BとWeverse Shop JAPAN限定版には、ホワイトコーディネートのアーティスト写真が使用されています。通常盤のジャケットは、シンプルに1輪のバラがデザインされています。
収録曲と制作スタッフ
収録されている曲では、メンバー全員がボーカルを担当し、多くのスタッフがバックグラウンド・ボーカルや編曲、エンジニアリングに関与しています。特に、ヒスンやジェイクのバックグラウンド・ボーカルは、曲に深みを与えています。
チャート成績
リリース後、7月8日に発表された
ビルボードでは、初週に210,008枚の売上を記録。さらに、7月12日には“Top Singles Sales”で236,229枚を売り上げ、首位を獲得しました。オリコンデイリー
シングルチャートでも1位を達成し、その後も高い人気を維持していました。また、7月13日には週間
シングルチャートで初登場1位を記録し、記録的な初週売上枚数を達成しました。
プラチナ認定
8月10日、
日本レコード協会から出荷枚数35万枚以上でプラチナ認定を受け、この記念に7月13日に行われたオンラインショーケースから「Forget Me Not」のパフォーマンス映像が公開され、ファンの間で話題となりました。
このように、
ENHYPENの『BORDER: 儚い』は、日本デビューにおける彼らの意欲と、音楽的な成長を強く感じさせる作品となっています。