BTCボックス

BTCボックス株式会社：日本の仮想通貨取引所を牽引するパイオニア

BTCボックス株式会社は、2014年3月に中国出身のエンジニア、David Zhang氏によって設立された企業です。東京都中央区に本社を置き、仮想通貨取引所「BTCBOX」を運営しています。BTCBOXは、2014年4月のサービス開始以来、日本の仮想通貨取引所の中でも最も長い歴史を誇り、日本の仮想通貨市場の発展に大きく貢献してきました。

サービス開始から現在まで

サービス開始当初からBTC/JPYの取引量で日本国内をほぼ独占し、2015年11月まで業界トップの座を維持しました。2019年にはCoinMarketCapのランキングで日本の取引所の中で1位を獲得するなど、その地位は揺るぎないものです。取り扱い通貨は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインと、主要な仮想通貨を網羅しています。

強固なセキュリティと充実したサポート体制

BTCBOXは、セキュリティ対策にも万全を期しています。サイバーセキュリティ企業HACKENによる調査では、日本の取引所の中で上位のセキュリティレベルを評価されています。2014年4月のサービス開始以来、一度もハッキング被害を受けていない実績も、その信頼性を裏付けています。顧客資産はオフラインで厳重に管理され、物理的な貸金庫にも保管されているため、サイバー攻撃のリスクを最小限に抑えています。

ユーザーサポートは、電話、メール、チャットの3つの窓口を設け、日本語、英語、中国語の3カ国語に対応しています。多様なニーズに対応できる体制を整えている点も、BTCBOXの特徴と言えるでしょう。

幅広いサービスと多様な顧客層への対応

BTCBOXでは、仮想通貨の売買だけでなく、送金・入金、そしてビットコイン融資といった幅広いサービスを提供しています。ビットコイン融資サービスは、総資産の最大3倍までビットコインを借りることができるもので、投資戦略の幅を広げるのに役立ちます。ただし、未成年者の利用は制限されています。

口座開設は、「国内個人」、「海外個人」、「法人」アカウントが用意されており、多様な顧客層に対応しています。未成年者の口座開設も可能ですが、取引は親権者の責任で行われ、親権者との同居が条件となります。75歳以上の顧客については口座開設ができません。

会社の沿革と成長

BTCボックス株式会社は、設立以来、着実に成長を遂げてきました。2015年にはビットコインの月間取引量が50万BTCを超え、2017年には改正資金決済法に基づく登録仮想通貨交換業者として営業を開始しました。その後も、新たな仮想通貨の取り扱い開始や、新オフィスの移転、そして親会社であるTTX Holdingsによる増資など、積極的な経営戦略によって事業を拡大し続けています。2019年には、創業者David Zhang氏が会長に就任し、新社長辻治俊氏が就任しています。

Liquid Networkへの参加

BTCBOXは、2018年10月にはブロックストリームが立ち上げたビットコインのサイドチェーン「Liquid Network」への参加を表明しており、常に最新の技術動向にも対応しています。

手数料

アカウント開設や維持費用は無料です。仮想通貨や日本円の手数料については、BTCBOXのウェブサイトをご確認ください。

まとめ

BTCBOXは、長年の実績と高いセキュリティ、充実したサポート体制を誇る、信頼性の高い仮想通貨取引所です。日本の仮想通貨市場を代表する企業として、これからもその地位を維持し、更なる発展を遂げていくことが期待されます。

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