Baby Rose

シングル『Baby Rose』の詳細

近藤真彦のシングル『Baby Rose』は、1986年9月10日に発売されました。この曲は、近藤にとって21枚目のシングルであり、彼の初のカバー曲でもあります。発売元はCBS・ソニーです。

楽曲のルーツと制作

『Baby Rose』は、元々織田哲郎が1985年にリリースしたアルバム「NIGHT WAVES」に収録されていた楽曲です。近藤が織田に対し「この曲をライブで歌いたい」とお願いしたところ、織田は快く了承しました。その結果、今回のシングルのリリースに至りました。楽曲制作にあたっては、織田が全面的に協力しており、原曲と同様に彼が編曲やコーラスも担当しました。

発売当時、特筆すべき特徴として、TBSテレビの深夜音楽番組で織田との一度限りの競演が行われたことがあります。このような貴重な機会があったことも、二人のコラボレーションの特別さを際立たせています。

特別な仕様

シングルは、近藤のロゴマークである「MK」入りの特製ペーパースリーブで提供されました。ファンにとっても、アートやデザインにこだわった仕様は魅力的だったと言えるでしょう。

再リリースと記念商品

1989年3月21日には、CBSソニーの創立20周年を記念して、シリーズ「Platinum Single SERIES」の一環としてカップリング曲を『青春』に差し替えた8cmCDが発売されました。さらに、2006年1月1日に発売された『マッチ箱 〜25th Anniversary Complete Singles Edition〜』には、B面曲を含めたマキシシングル・サイズで復刻されました。この商品はCD-BOXの形でのみ販売され、個別の流通は行われていませんでした。

また、2007年2月7日にリリースされたベスト・アルバム『MATCHY★BEST II』には、デジタル・マスタリングが施された高音質版が収録されています。

ライブパフォーマンス

2007年のバレンタインデーに行われた日本武道館でのライヴも特筆すべきイベントです。この公演は「近藤真彦 '07 Valentine's Day in 武道館」としてDVD化されており、近藤の歌唱シーンも収められています。このように、『Baby Rose』は近藤真彦にとって特別な意味を持つ楽曲であり、彼の音楽キャリアにおける重要な一曲となっているのです。

収録曲

1. Baby Rose - 作詞・作曲・編曲：織田哲郎
2. 愛を抱きしめて - 作詞・作曲：都志見隆／編曲：大谷和夫

このシングルは、1986年の音楽シーンにおいても重要な作品として位置づけられています。そして、関連人物として織田哲郎の存在も忘れてはならないでしょう。

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