BanG Dream! 2nd Season

BanG Dream! 2nd Season：高校生活と新たなバンドの夜明け

2019年1月から3月にかけて放送されたTVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』は、前シーズンから1年後の物語を描いた『BanG Dream!』シリーズの第2弾です。高校2年生に進級したPoppin'Partyのメンバーは、学業やアルバイトに追われ、バンド活動の時間が減っていました。一方、岐阜から上京した朝日六花は、Poppin'Partyの演奏に感銘を受け、東京でバンドを組むことを決意します。

あらすじ

テレビシリーズ本編

進級して環境が変わったPoppin'Partyは、以前のように集まる時間が取れなくなっていました。そんな中、六花は偶然Poppin'Partyと出会い、ライブハウス「Galaxy」のリニューアルオープン記念ライブへの出演を依頼します。ライブは大成功を収めますが、Roseliaの主催ライブ発表をきっかけに、Poppin'Partyも主催ライブ開催を決意。しかし、Roseliaのライブを目の当たりにしたことで、その難しさを痛感します。

六花と交流する中で、彼女たちの想いを理解したPoppin'Partyは、「自分たちらしいライブ」を目指すことを決意します。

一方、花園たえは幼馴染の和奏レイと再会し、中学生音楽プロデューサーのチュチュは新たなバンドメンバーを探していました。

RAiSe! The story of my music

岐阜県在住の中学3年生、朝日六花はギターが得意でしたが、進路を理由にバンド活動を停止。夢を見失った彼女は、「SPACE」のラストライブを観覧するため、東京を訪れます。そこでPoppin'Partyの演奏を聴き、東京でバンド活動をすることを決意します。

家族の反対を押し切り、勉強や家事を頑張り、東京の進学校に入学した六花は、卒業式に旧友を呼び出し、Poppin'Partyの楽曲を演奏。東京での夢を語り、彼女たちの応援を得て上京します。

制作

スタッフと制作体制

『BanG Dream! 2nd Season』は、前シーズンと比較して、スタッフ、アニメーション制作スタジオ、プロデューサー陣が大幅に変更されました。アニメーション制作はサンジゲンが担当し、全編3DCGで制作されました。監督は柿本広大、キャラクターデザインは植田和幸が務めました。サンジゲンは、『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』のミュージックビデオ制作や『BanG Dream! ガルパ☆ピコ』の共同制作などを経て、本作に参加しました。Craft Eggもシナリオ監修・制作協力として参加しています。白金燐子役は、明坂聡美から志崎樺音に変更されました。

シナリオ

物語は『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』のキャラクターと設定を踏襲し、『ガルパ』シーズン1終盤以降の物語へと繋がるストーリー展開となっています。テーマは「ポピパの絆」と「バンド同士の絆」です。「RAISE A SUILEN」は敵対するバンドとして描かれています。全話にライブシーンが描かれ、どのバンドがどの曲を演奏するかはブシロードとアニメチームが共同で決定されました。

3DCGと演出

ライブシーンでは、声優陣の演奏をモーションキャプチャーで収録。リアルバンドの演奏やダンスは、声優陣や講師陣の演奏、前島亜美（丸山彩役）のダンスなどを参考に制作されました。CGモデリングはサンジゲン京都オフィスが担当し、キャラクター1体のモデル制作には約1ヶ月を要しました。登場回数の少ないキャラクターや衣装はデジタル作画で表現されています。

主題歌・挿入歌

オープニングとエンディング主題歌はPoppin'PartyとRoseliaが担当し、1クール内に2種類のオープニングとエンディングが使用されました。挿入歌は7曲が新たに制作されました。

関連作品

『RAiSe! The story of my music』は、『月刊ブシロード』で連載されているコミカライズ作品で、RAISE A SUILENの結成までの物語を描いています。また、『Twitter BanG Dream! 公式アカウント』では、『ばんどりっ！ Happy Party♪』という4コマ漫画が連載されました。

まとめ

『BanG Dream! 2nd Season』は、新たなスタッフ、3DCGアニメーション、そして魅力的な音楽とストーリーで、前作から進化した『BanG Dream!』シリーズの一作と言えるでしょう。Poppin'Partyの成長と、新たなバンドRAISE A SUILENの誕生、そしてバンド同士の繋がりなど、見どころ満載の作品です。

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