BasiL

BasiL（バジル）は、かつて日本で活動していた有限会社バジルのアダルトゲームブランドです。

沿革

ブランドの設立は、同人活動をしていた西又葵氏らが社長に誘われたことがきっかけでした。西又氏が原画を手がけた作品は次々とヒットし、BasiLは一躍有名になりました。しかし、開発スタッフと社長の親族との間に深刻な対立が生じ、2003年1月までに所属していたスタッフが全員解雇されるという事態に発展。これにより、会社は事実上の休止状態となりました。

自主退社したスタッフの多くは、その後Navelの設立に参加しています。

2007年末には活動を再開し、2008年1月28日に公式ホームページ上で活動再開が発表されました。同年10月31日には、過去のヒット作『それは舞い散る桜のように 完全版』が発売され、ファンを喜ばせました。2009年7月31日には、過去の作品である『Bless 〜close your eyes, open your mind.〜』『21-Two One-』や、ミニゲーム、新作『ロンド-O-va-chua-』の体験版などを収録した『もぎたてBasiL! -commencement-』が発売されました。

2009年12月18日には、『ロンド-O-va-chua-』のタイトルを変更した新作『ReBirth -記憶へ紡ぐ輪舞曲-』の発売が決定したことが告知されました。これはBasiLが活動を再開してからは初のオリジナル作品であり、2010年春の発売が予定されていました。しかし、雑誌『BugBug』2010年3月号（2月3日発売）を最後に新規情報が途絶え、その後は表立った活動が見られなくなり、事実上消滅したと考えられています。

作品一覧
2000年9月8日 - Bless 〜close your eyes, open your mind.〜
2001年5月25日 - 21-Two One-
2002年6月28日 - それは舞い散る桜のように
2008年10月31日 - それは舞い散る桜のように 完全版
* 2009年7月31日 - もぎたてバジル! -commencement-

外部リンク

BasiL OFFICIAL WEBSITE - ウェイバックマシン（2013年2月9日アーカイブ分）

もう一度検索