Big Wave〜波に乗れ!ナゴヤの地デジ

Big Wave〜波に乗れ!ナゴヤの地デジとは

「Big Wave〜波に乗れ!ナゴヤの地デジ」は、2006年から2010年にかけて、愛知県名古屋市のオアシス21で行われた地上デジタル放送推進イベントです。このイベントは、中京広域圏にある8局のテレビ局—NHK、東海テレビ、中京テレビ、中部日本放送、名古屋テレビ、テレビ愛知、三重テレビ、及び岐阜放送が参加し、地上デジタル放送の普及を目的として実施されました。

概要

イベントは毎年夏に開催され、参加する民放局は特別番組を制作し、放送することが特徴でした。特に、2006年からの特別番組は、地上アナログ放送ではレターボックス形式で放送され続けました。地上デジタル放送の推進大使による活動は、年間を通じて行われ、地域のデジタル放送の普及をサポートしていました。

イベント日程

以下のように毎年夏季に開催されました：

• - 2006年：8月12日・13日
• - 2007年：7月21日・22日
• - 2008年：7月12日・13日
• - 2009年：7月11日・12日
• - 2010年：7月24日・25日

これらのイベントは全て土曜日と日曜日にオアシス21の銀河の広場で実施されました。

参加局

イベントに参加した放送局は次の通りです：

• - 東海テレビ放送（1ch）
• - 中京テレビ放送（4ch）
• - 中部日本放送（CBCテレビ）（5ch）
• - 名古屋テレビ放送（メ〜テレ）（6ch）
• - テレビ愛知（10ch）

また、以下の局も参加しましたが、特別番組の制作を行いませんでした。

• - NHK名古屋放送局・岐阜放送局・津放送局（教育2ch / 総合3ch）
• - 三重テレビ放送（7ch）
• - 岐阜放送（ぎふチャン）（8ch）

特別番組の例

最初の特別番組である「地デジ夏祭り2006」では、放送局の過去と現在をクイズ形式で振り返る内容が放送され、多くの視聴者に親しまれました。この番組は、関口宏さんや久本雅美さんが司会を務め、多彩なゲストとともに盛況に行われました。

特に2007年からは、各局がリレー形式で特別番組の放送を行い、各局の個性を生かした内容で視聴者を楽しませました。

継続的な取り組み

このイベントは、イベント開催時期に限らず、毎年地上デジタル放送普及に向けた活動が続けられています。これにより、地域住民に対して地デジの重要性を訴え、今後の放送技術への理解を深める役割を果たしています。特に、アナログからデジタルへ移行する中で、視聴者に対して直接的な支援が行われたことが特徴的です。

結論

「Big Wave」は、名古屋市における地上デジタル放送の普及支援イベントとして、非常に重要な役割を果たしました。地域テレビ局が一丸となり、視聴者との絆を深める機会ともなり、多くの番組制作や協力が生まれました。これらの取り組みは、今後の放送業界にも影響を与えるものとなるでしょう。

もう一度検索