BlanClass

blanClass（ブランクラス）は、2009年から活動を開始した日本のオルタナティブスペースです。現在は、小林晴夫、安部祥子、山本聡志（ウェブ担当）がディレクターを務めています。

概要

横浜市南区の住宅街に位置する小さなスペースを拠点として、2009年4月に芸術を発信する場として活動をスタートしました。2019年にライブスペースとしての活動を休止し、現在はウェブサイトでの情報発信が中心となっています。

歴史

blanClassは、2009年4月に元Bゼミの場所を借りて設立されました。同年10月には、ハロウィーンパーティーを兼ねた創立パーティーを開催し、活動を本格化させました。

2012年には、アーティストの田中功起による「#不安定なタスク」が開始され、2014年まで継続されました。また、blanClass3周年記念月間には、池宮中夫のソロダンス公演やL PACKによる展示、BBQパーティーなどのイベントが開催されました。杉田敦、眞島竜男、CAMP+成相肇、秦雅則といったゲストを招いた特別トークシリーズも企画されました。

2013年1月には、「出張blanClass@MOTアニュアル2012」として、橋本聡による「場時盗風：美術館のものを奪う計画」が実施されました。この企画には、小林耕平、小林晴夫、高嶋晋一、橋本聡、眞島竜男らが参加し、森田浩彰が聞き手を務めました。同年6月から7月にかけては、Live Art特別企画として「参院選へGO!」が2ヶ月間開催され、粟田大輔、丹羽良徳、武久絵里＋A子（松本真幸）、佐々瞬、山城大督、CSLAB、蔵屋美香、杉田敦、眞島竜男、良知暁らが参加しました。

2014年10月には、blanClass5周年記念イベントとして「モバイルキッチンでできること」が開催され、増本泰斗が企画、河口遥、佐々瞬、二十二会がゲストとして参加しました。

2017年8月には、「引込線」プロジェクトに参加するため、横浜の拠点を閉鎖し、ほぼ完全な出張形式での活動となりました。

2019年10月には、blanClass10周年記念と休業が重なったため、クロージングパーティーを兼ねて「モバイルキッチンでできること#3」が開催され、10月17日が「ブランクラスの日」と制定されました。

これまでのスタッフ

blanClassの運営には、以下のスタッフが携わってきました。

上田 朋衛（2009.4–2011.3）
三木 義一（2011.4–2013.3）
波多野 康介（2009.4–2013.7）
西尾 佳那（2016.9–2017.7）
宮澤 響（2013.9–2018）
宮川 知宙（2017.4–2019.3）
村田 紗樹（2019.2–2019.10）
長屋 涼香（2019.4–2019.10）
野本 直輝（2013.4–2016.3）

脚注

blanClassは、設立から10年間、実験的なアートプロジェクトやイベントを数多く開催し、日本のオルタナティブスペースシーンにおいて重要な役割を果たしてきました。現在はウェブサイトでの活動が中心となっていますが、その活動は多くのアーティストや観客に影響を与え続けています。

外部リンク

blanclass youtube公式チャンネル
* blanclass twitterアカウント

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