BookLive

株式会社BookLiveについて

株式会社BookLiveは、トッパングループに属する電子書籍の配信と出版を専門とする企業です。この会社は、1997年に凸版印刷が始めたデジタル出版コンテンツの販売サイト「BookPark」から始まり、現在では国内でも有数の電子書籍ストアを運営しています。

会社の設立と沿革

2011年1月28日に、株式会社ビットウェイを分社化することで設立。設立当時から、電子書籍を配信するプラットフォームを確立し、オリジナルコンテンツの編集・配信も手掛けています。2013年には株式会社ビットウェイ（旧社）を統合し、さらに事業を拡大しました。

主なサービスには、個別課金型の「ブックライブ」と、月額課金のポイント制を取り入れた「ブッコミ」があります。ブックライブは、81万冊以上の小説、漫画、雑誌、実用書、写真集等を取り扱い、魅力的なコンテンツを提供しています。

事業展開とサービス

電子書籍ストア「ブックライブ」

2011年にスタートした「ブックライブ」は、幅広いジャンルの電子書籍を取り揃え、ユーザーが豊富な選択肢を持つことができる点が特徴です。2019年時点で、国内最大級の規模を誇っていました。2021年には、サイト名を英語表記からカタカナに変更し、より日本の顧客に親しみやすいブランドとして進化しました。

「ブッコミ」

「ブッコミ」は、携帯電話向けの電子コミック専用ストアで、2003年から展開されています。月額料金でポイントを獲得でき、手軽に漫画を楽しむ仕組みを提供しています。これにより、ユーザーは定額で多様な漫画を楽しむことが可能になっています。

コミック制作・出版事業

BookLiveは、オールジャンルのオリジナルコミックの制作・出版も行っています。電子書籍とは別に、独自のマンガ出版社「ライブコミックス」を通じて、多くの作品を発表しています。特に「COMICエトワール」は女性向け、また「COMICアンブル」は男性向けの作品を提供しており、ニーズに合わせたコンテンツを展開しています。これにより、さらに多彩な読者層を取り込んでいます。

クリエイター支援とコミュニティ事業

BookLiveは、クリエイターや作家向けのプラットフォーム「Xfolio」を運営し、自身の作品を発表したい作家の支援を行っています。このプラットフォームでは、ポートフォリオや自家通販、ファンコミュニティの開設など、多彩な機能を提供しています。これにより、新進気鋭のクリエイターが自らの作品を世に広めることができるようになっています。

今後の展望

最近では、NFTや新たなクリエイター向けプラットフォームの展開、リアル店舗のオープンなど、さまざまな事業展開を図っています。これにより、今後も電子書籍市場での競争を勝ち抜いていくことが期待されています。BookLiveは、これからもさらなる成長を目指し、読者やクリエイターにとって魅力的なサービスを提供し続けることでしょう。

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