C1002S

C1002Sは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現:ソニーモバイルコミュニケーションズ)が開発し、au by KDDIから発売された携帯電話端末です。この機種は、ソニー・エリクソンが発足して初めて手掛けた製品として、注目を集めました。

特徴



C1002Sの最大の特徴は、着せ替え可能なデザインです。C406Sに続き、着せ替えモデルとして登場し、購入時には3枚のパネルが同梱されていました。さらに、別売りで様々なデザインのパネルが用意され、ユーザーは自分の好みに合わせて外観をカスタマイズすることができました。

また、ソニーが開発した犬型ロボットAIBOのキャラクター「ラッテ」と「マカロン」が、C1002Sに搭載されています。待ち受け画面やアニメーションで、愛らしいキャラクターを楽しむことができるだけでなく、デフォルトの着信メロディには、これらのキャラクターに聞かせると特別な反応をする特殊なメロディが組み込まれていました。

音響面では、直径18mmの大型スピーカーが搭載され、クリアで迫力のあるサウンドを実現しています。また、着信時には、24色のLEDランプが点灯し、ユーザーは自分の好みに合わせて色を組み合わせることができます。これらの機能により、C1002Sは、個性的で表現豊かな携帯電話体験を提供しました。

対応サービス



C1002Sは、当時普及していたEZweb@mailに対応しており、電子メールの送受信を快適に行うことができました。

その他



C1002Sは、そのユニークなデザインと機能性から、発売当時多くのユーザーに支持されました。ソニーとエリクソンの技術力が融合したこの機種は、携帯電話のデザインと機能性の新たな可能性を示唆するものでした。

関連項目



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外部リンク



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