CANDLE JUNE

CANDLE JUNE（キャンドル・ジュン）こと井筒順氏は、1974年1月20日生まれのキャンドルアーティスト、実業家、そして社会活動家です。株式会社ELDNACSの代表取締役を務めています。

生い立ちとキャリア

長野県松本市のクリスチャン家庭に生まれ、実家は「弦楽器いづつ」を営んでいます。松商学園高等学校を卒業後、1994年からキャンドル制作を開始し、ギャラリーやサロンで作品を展示販売。2005年には、個人事務所兼キャンドル販売の株式会社ELDNACSを設立しました。

社会活動への参加

1999年よりフジロックフェスティバルの「フィールド・オブ・ヘブン」の空間演出を手がけ、2001年には広島「世界聖なる音楽祭」で「平和の火」を捧げました。この経験を機に、世界の悲しみが生まれた場所でキャンドルを灯す旅「Candle Odyssey」を開始。アフガニスタン、アメリカ、中国、ネパールなど、紛争地や被災地を巡り祈りを捧げています。

2008年からは、新潟県中越地震の復興イベントとして「SONG OF THE EARTH」を開催し、2018年まで継続。2010年のハイチ地震発生時には、MINMIや若旦那らと「LOVE FOR HAITI」を立ち上げ支援活動を行いました。同年、New Acoustic Campの空間演出もTOSHI-LOWからの依頼で担当しています。

東日本大震災後には、一般社団法人LOVE FOR NIPPONの設立に参加し、毎月11日に福島県で祈りの活動を続けています。また、2021年には一般社団法人日本キャンドル協会の専務理事に就任しました。

人物像

全身に入ったタトゥーと右耳の鹿角ピアスが印象的なCANDLE JUNE氏。その名前は、「キャンドルを作る人」という意味を込めて名付けられました。「キャンドルアーティスト」「空間演出家」「イベントディレクター」といった肩書きに捉われず、独自の活動を展開しています。

家族と私生活

父親はヴァイオリン製作家の井筒信一氏、兄も同じくヴァイオリン製作家という音楽一家に育ちました。2010年には女優の広末涼子と結婚しましたが、2023年に離婚。広末との間に二男一女をもうけました。

広末涼子の不倫騒動の際には記者会見を開き、自らも離婚に至った経緯を説明。しかし、その裏で自身も過去に不倫や暴力事件を起こしていたことが報じられています。

著書

『Candle Odyssey the book』（白夜書房、2009年）

メディア出演

たけしとひとし（日本テレビ、2010年）
* 街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜（YouTube番組、2021年）

CANDLE JUNE氏は、キャンドルを通じた社会貢献活動に加え、その独特なライフスタイルやスキャンダルでも注目を集める人物です。

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