CBGKシブゲキ!!

CBGKシブゲキ!!について

CBGKシブゲキ!!は、東京都渋谷区の道玄坂にある劇場で、242席の客席を持ち（その中に車椅子スペース2席を含む）、多様な演劇やライブパフォーマンスが楽しめる場所です。2011年7月20日にプレオープンし、9月9日にグランドオープンを迎えたこの劇場はかつてシネセゾン渋谷があった場所を改装して誕生しました。

劇場の設立背景

この劇場の設立は、当初はコンサートホールのオープンを予定していたものの、隣接するマウントレーニアホールの運営会社であるカトープレジャーグループの方針から演劇を中心とした施設へと方向転換されました。芸能事務所のキューブが運営し、俳優の古田新太が劇場アドバイザーを務めるなど、プロフェッショナルによる手がけられたスタートを切りました。劇場のマスコットキャラクター「ふるちん」は古田の姿を模したもので、多くの観客に親しまれています。

劇場の施設と公演内容

舞台のサイズは、間口900センチ、奥行636センチ、高さ480センチ、舞台高80センチで設計されており、観客からの視点を考慮した作りとなっています。また、ロビーやその他の内装にはアーティストの東學によるアートワークが施されています。CBGKシブゲキ!!では、演劇公演が主軸に展開されていますが、他の会場でのイベントを同時中継するパブリックビューイングや、劇場を起点としたテレビ中継、ストリーミング生放送も行っており、多様なエンターテインメントを提供しています。

歴史的な公演

劇場オープン直後、2011年7月24日には、いきものがかりの横浜スタジアムライブを中継したのが初のイベントでした。そして、グランドオープンを記念する公演として、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、古田新太主演の舞台『奥様お尻をどうぞ』が開催され、大きな話題を呼びました。さらに、2013年8月からは第2期東京パフォーマンスドールによる演劇とライブを融合させた公演がスタートし、新たな文化を生み出しています。

また、著名なコメディアン・ビートたけしによるライブや、爆笑問題のクリスマスライブなども開催され、地域のエンターテインメントシーンを盛り上げています。2016年には、実験落語を復活させるなど、様々な形のパフォーマンスが続々と行われています。

アクセス情報

CBGKシブゲキ!!へのアクセスは、東京メトロ半蔵門線および東急田園都市線の渋谷駅から直結しています。駅を出てすぐの場所に位置しているため、特に訪れやすい劇場となっています。演劇やライブで彩られた地域の文化を体験できるこの劇場は、エンターテインメントファンにとって欠かせないスポットとなっています。

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